当センターでも、ご連絡等でよく耳にするのが、一人暮らしの高齢者の方で、身寄りがいない為に、亡くなったことが周知されず、孤立死として見つかった等の事例です。
また、震災等の影響もあり、生活環境の変化から、周囲から孤立し、結果、突然死や自殺などから、孤立死として発見されることも多くなっています。
人生の終わりを、誰の目にも触れることなく、終えることとなりますので、『孤立死』は、できる限り避けたいものですが、高齢者率が25%を上回り、4人に1人が65歳以上の高齢者ともなる我が国においては、何らかの策を講じなければ、件数として増えていってしまうことでしょう。
地域において、毎日挨拶をする、声をかけることからでも宜しいと思います。
その小さな繋がりが、孤立死を防ぐ第一歩と存じますので、家族関係の希薄等も叫ばれる中、地域での小さな繋がりを、より大きいものとできるよう、当センターも日々、取り組んでいければと思っております。
