2012-2013 CSCクリテリウムシリーズ第3戦 | 日本サイクルスポーツセンター大会ブログ

日本サイクルスポーツセンター大会ブログ

日本サイクルスポーツセンター内にて開催されているトラック、ロード、MTB、BMXの大会情報を発信しています。

梅雨の晴れ間に開催されたCSCクリテリウムシリーズ第3戦は多数のストライダーキッズが参加して開催された。

最初のスタートは未就学児童の部。7名もの参加者の内ペダル無しの自転車に乗っているのは3名。前回参加の根岸愛華選手はピストルの音がトラウマになってしまったのか泣き出したので、少し遅れつつも笛によるスタートに切り替えた。しかし勝ったのはスタートで遅れた鍋倉正暁選手である。とても元気な5歳児でお兄ちゃんとお父さんで2回目の参加である。


もちろんペダル無しの自転車の方が遅いのは仕方ないことであるがストライダーキッズ達は頑張って500mのコースを蹴ってきた。もちろん親も伴走である。お疲れさまでした。


未就学児童の部
1位 鍋倉 正暁
2位 大石 哲平 Velo Club Allez
3位 重家 拓実 たくみ

続く1・2年生の部は参加人数が少ないことが良くあるが今回は違う。いつも勝っている高梨颯樹のライバルが現れた。酒井寛大である。颯樹よりも身長が大きく24インチのロードバイクでの参加である。今シーズン初の参加であるが自転車が新しくなっている。今回は期待できると思った。

2周回目まで寛大と颯樹の2人の争いとなった。しかし毎週自転車に乗っている颯樹は1つ上手であり最後は颯樹のペースに寛大が付いて行くことができなく颯樹が優勝。


女子の部は寛大に続いてゴールした村山奈菜が優勝した。

小学1・2年生の部 男子
1位 高梨 颯樹 伊豆CSC
2位 酒井 寛大 朝日小学校
3位 守屋 岳朗 SPADE ACE

小学1・2年生の部 女子
1位 村山 奈菜
2位 原田 莉圭

小学3・4年生の部は男子1人と女子4名の参加である。当日申し込みの野寺琉生は男子1人のみであるのでスタート前に1位は確定。後は女子選手に負けないように頑張るだけである。

女子選手のトップは金田舞夏選手である。ロードバイクに体がピッタしあった自転車である。なかなか最後までペースが落ちず力強くペダルを踏む姿は格好良かった。

小学3・4年生の部 男子
1位 野寺 琉生 伊豆CSC

いつもは元気な琉生であるがここの場面は真面目そうである。

小学3・4年生の部 女子
1位 金田 舞夏  茅ヶ崎小学校
2位 高梨 千帆里 伊豆CSC
3位 片野 桃花

小学5・6年生の部と中学生の部の同時スタートであるこのレース。中学生はレベルに応じて大人のクラスでの出走も認められている。今回のスタートは9名である。

小学生と中学生のレースであるので力の差があるのはもちろんであるが、レースは小学5年の高梨万里王、江見俊輔と中学生1年生の津田悠太、中学2年生の高清水天翔の4名で先頭交代しながらレースを進めて行った。

途中ではアタックを仕掛ける等、レースとしては誰が勝つのかハラハラするようなレース展開を作ってくれる。周りの応援も大人以上にあったように思う。もちろん先頭を行く選手に付いて行けない選手達にも周りから「頑張れ」と熱い応援が飛ぶ。

先頭の4名は最後はゴールスプリントである。

最後は万里王が0.02秒差で差しきり優勝した。

小学5・6年生の部 男子
1位 高梨 万里王 伊豆CSC
2位 江見 俊輔  チームオーベスト
3位 寺田 吉騎  VIACE掛川

小学5・6年生の部 女子
1位 原田 有彩
2位 野寺 梓   伊豆CSC

中学生の部 男子
1位 津田 悠太  伊豆CSC
2位 高清水 天翔 伊豆CSC
3位 島崎 拓宙

クラス2はゴールスプリントにより守屋清国(SPADE ACE)が優勝
22名の選手より出走したクラス2はいつも通り序盤はゆっくりと動く。

5周おきに設定してある中間スプリント賞。最初のスプリントはシマノジャージを着た野寺信朋が獲得。

中間スプリントにより先頭を走る集団は5周目で10人までに絞られる。途中に小さなアタックはかかるもなかなか決まる事はない。

最後は集団でのゴールスプリントにより守屋が制して優勝。

クラス2
1位 守屋 清国 SPADE ACE
2位 山村 洋輔 チームポテト
3位 大石 光洋 Velo Club Allez

クラス1は第1戦に続き中尾衛が連覇

5周目の中間スプリント前に集団のスピードが上がったところ、昨年のシリーズ総合2位である蠣崎藍道(伊豆総合高校)が折返し地点の立ち上がりでバランスを崩し転倒。2周回のニュートラリゼーションの中で集団に復帰するも、最初の中間スプリントは牧野翼(ボンシャンス飯田)が獲得。そのまま3周程1人での逃げを試みるが集団に追付かれる。

10周目のスプリント賞を前に蠣崎が単独でアタック。そのまま中間スプリント賞を獲得し1人での逃げとなる。ちなみに今回の中間スプリント賞はタキザワサイクル提供のクールボトルである。

ボトルを獲得した勢いで1周1分を切るラップで後続とも10秒以上離して逃げて行くも、18周目に今日2回目の落車。今回はすぐに立ち上がり後ろから来たメイン集団に戻る。

蠣崎が戻ったメイン集団では20周目の中間スプリントで牧野と中尾のアタックが決まり。中間スプリントは牧野が獲得しそのまま2人で先頭交代しながらレースは進んで行く。

メイン集団では落車の影響か蠣崎が遅れていき、非常に苦しそうな表情で1人で5番手を走行している。

先頭を行く牧野と中尾であるが、1分を切るラップで淡々と周回をこなして行くが、徐々に牧野の表情が険しくなってくる。

最後3周となったところでコース下側の下りからの折返しで牧野が単独落車。今日3件目の落車である。軽い擦過傷程度の落車となったが、この落車により中尾が1人で2周回することとなり、そのまま単独でゴール。

牧野は単独で落車した後、1人で中尾に追付こうとペダルを漕ぐも先頭までは届かなかったが、ゴール前で後ろから追って来た集団に追付かれそうになるも、逃切り2位となった。

クラス1
1位 中尾 衛  エキップナカムラ
2位 牧野 翼  ボンシャンス飯田
3位 杉山 克憲 SM Bros.



2012-2013CSCクリテリウムシリーズ第3戦
主 催 
(財)日本サイクルスポーツセンター
期 日 平成24年6月30日(土)

大会結果 
http://www.csc.or.jp/sport/event/criterium/criteriumu_24/pdf/csc_criterium2012_result_3.pdf


大会を開催するにあたり協賛企業の皆様よりたくさんの賞品をご協賛いただきありがとうございました。賞品の一部を掲載させていただきます。

株式会社ジオライドジャパン