
レーススタート直後は会話をしながら穏やかな雰囲気でスタートしたクラス1には11名の選手が600mの周回コース×40周=24kmに出走した。

この和やかなムードを破ったのは鈴木康平(星陵高校)が5周回目のビットリア賞を前にアタックをかけた。まだ足を使うのは早いとばかりに、誰も追う気を見せない。このまま鈴木はビットリア賞を獲得しそのままのペースで周回を重ねる。

次の10周目のビットリア賞前には蠣崎がメイン集団よりアタックをかける。メイン集団もペースを上げるが、蠣崎は鈴木に追付きさらにビットリア賞のタイヤも獲得する。その後メイン集団はこの2人に追付き7人の集団となる。

20周目のビットリア賞の前にまたしても鈴木がアタックをかけ、最後の表彰台は無理でも賞品だけは狙って、見事タイヤを獲得。すぐにメイン集団に追付かれるも、集団は渡辺、蠣崎、鈴木、中尾、牧野翼(ボンシャンス飯田)の5人になる。しばらくはたんたんと周回をこなすが、ラスト10周目の最後のビットリア賞を前に今回初参加の牧野が最後の力を出しアタックをかける。

そのままビットリア賞は獲得するも、後ろから来たメイン集団にその後着いて行くことが出来ず、先頭は渡辺、蠣崎、中尾の3人となる。牧野、鈴木も先頭の3人に追付こうとするも、既にスタミナ切れでパワーが出て来ていない状態である。最後は渡邉のアタックに蠣崎、中尾は着いて行くことができず、渡辺が優勝した。

クラス1
1位 渡辺 拓 Team FITTE
2位 蠣崎 藍道 伊豆総合高校
3位 中尾 衛

クラス2
600mのコースを20周するクラス2には当日申し込みも含め13名の選手がスタートした。

今回は選手間の力の差も大きかったこともあり、スタート後すぐに集団は分裂し、先頭は高橋幸太(チームポテト)、滝浪宏明(CLUB vient)、井関秀俊、水嶋聡(エンジョイハウス)の4人となる。さらに半分の10周目のビットリア賞前には高橋がアタックをかけ先頭は高橋1人の逃げとなった。

後ろでは滝浪、井関が高橋に追付こうと必死に先頭後退を繰り返し進むがなかなか差は縮まらない。

さらに井関も滝浪のペースに着いて行くことが出来ず、順番通りにゴールラインを通過し高橋、滝浪、井関の順となった。しかしながら高橋の力は1人だけこのクラスでは違う走りであった。次はクラス1で若手と肩を並べて走ってほしい。

クラス2
1位 高橋幸太 チームポテト
2位 滝浪宏明 CLUB vient
3位 井関秀俊

小学5・6年の部/中学生の部
同時発送となる小学5・6年の部と中学生の部。今回は合わせて6名の出走となった。このクラスは力の差が激しく大きいため、なかなかレースとして成立するようなメンバーとなることはなかなかない。今回は小学6年の蠣崎優仁と中学3年の鈴木奈央が同じくらいの力であったため2人で先頭交代をしながらレースを進めて行った。

後ろでは高清水天翔、島崎拓宙、野寺楓が抜いて抜かれてを繰り返している。最後は蠣崎が1位でゴール。

中学生の部 男子
1位 高清水天翔 伊豆CSC
2位 島崎 拓宙

中学生の部 女子
1位 鈴木 奈央 SPADE ACE
2位 野寺 楓 伊豆CSC

小学5・6年の部 男子
1位 蠣崎 優仁 伊豆CSC

小学5・6年の部 女子
1位 野寺 梓 伊豆CSC

小学3・4年生の部
運動会シーズンと重なり、少し参加者が少なかった今大会。今回も見事優勝を果たしたのはこの選手。いつも一生懸命に走る姿は見習いたい部分です。

小学3・4年生の部 男子
1位 高梨 万里王 伊豆CSC
2位 黒川 祐次郎 伊豆CSC

小学3・4年生の部 女子
1位 井関 紗瑛子

小学1・2年の部 男子
1位 渡辺 耶斗 TeamFITTE


小学1・2年の部 女子
1位 高梨 千帆里 伊豆CSC

未就学児童の部
1位 高梨 颯樹 伊豆CSC
2位 柳澤 百花

日 時:平成23年10月1日(土) 日本サイクルスポーツセンター内5kサーキット
主 催:日本サイクルスポーツセンター
後 援:静岡県自転車競技連盟
協 賛:今回の大会を開催するにあたり各協賛企業の皆様より賞品を提供していただきました。
ビットリアジャパン株式会社

パールイズミ株式会社

株式会社オージーケーカブト

株式会社日直商会
