クラス1は池田が制する

600mの周回コースを40周・24kmでおこなわれたクラス1には昨年度のシリーズ戦でも活躍した池田圭太、蠣崎藍道の伊豆総合高校コンビや中尾衛(LEGON)、渡辺拓(Team FITTE)など9選手が参加した。

今大会もビットリア賞として中間スプリントを設けている。レースはこの中間スプリントでスピードが上がることにより1人ずつ集団から少なくなっていく。10周目の中間スプリント後にはメイン集団は4人になっていた。

強風が吹き荒れていた5キロサーキットではコースを折り返した直後に向い風にあおられ落車する選手が多発した。2回目の中間スプリント前には渡辺も折り返しポイントで落車。2周回のニュートラルゼーションが与えられ、この中でメイン集団に戻ることができたが2回目のビットリア賞も池田が取った。
3回目のビットリア賞を前に池田がアタックを仕掛ける。ここまでくると池田との力の差に誰も反応はしない。このまま池田が1位通過しビットリアのタイヤ3本も取ることになった。池田はこの後集団に戻りゴールまで淡々と4人の集団は周回を重ねる。
最後は池田のペースアップに中尾だけが付いていき渡辺と蠣崎は離れていった。スプリント勝負は池田が先に仕掛けそのまま先着し、優勝した。渡辺と蠣崎との3位争いも、蠣崎は既にスプリントをする力までなく渡辺が制した。
クラス1
1位 池田 圭汰 伊豆総合高校
2位 中尾 衛 LEGON
3位 渡辺 拓 Team FITTE

クラス2

20周・22kmのクラス2には18選手が参加した。このクラスには変則レバーがダウンチューブに付いた自転車で参加する選手もいたりと、幅の広さを感じさせるレースとなった。クラス2は選手の強さもそろっており、最後は集団でのスプリント勝負となったが当日申込みの望月が優勝した。
クラス2
1位 望月 佑輔
2位 金谷 繁 またんごC.T.
3位 石倉 康範

小学生の部
強風が吹き荒れる中では、まだ力がない小学生にとっては向い風がつらいレースとなった。さらに体重も軽く折り返しポイントでは風にあおられバランスを崩しコースアウトする光景が何度も見られた。そんな中、小学5・6年生の部では大人顔負けのレースを繰り広げた蠣崎優仁が石倉悠之介をスプリント勝負の末に制し優勝した。今大会最年少の酒井究磨君4歳です。



日 時:平成23年5月14日(土) 日本サイクルスポーツセンター内5kサーキット
主 催:日本サイクルスポーツセンター
後 援:静岡県自転車競技連盟
協 賛:今回の大会を開催するにあたり各協賛企業の皆様より賞品を提供していただきました。
ビットリアジャパン株式会社

パールイズミ株式会社

株式会社オージーケーカブト

株式会社日直商会
