サラリーマンという仕事は④
プロの仕事というとき、
専門性というのを意識していると思います。
最近では、専門職という言葉が氾濫していますが、
専門職は国家資格を持つ仕事のことを言うらしいですよ。
さらにプロの仕事とかプロ意識っていうけど、
プロってなんなんでしょうね。
プロの定義はとても難しいです。
定義できないけど感じるのが、
サラリーマンは集団の中で生きるプロであって、
職種に対するプロではないかもしれないということです。
このへんを誤解してしまうと、大変かもしれません。
専門職とか言っているけど、
職種は会社員としての単なる担当でしょう。
ライターだろうが営業だろうが外商だろうがSEだろうが、
会社の中では、○○(職種名)担当。
会社員である限り、職種という担当領域があるに過ぎないですよね。
そうだ、
エンジェルスの松井秀喜選手は、ものすごいプロです。
サラリーマンにとってすごく参考になる気がします。
だって、
自分のバッティング(職種)技術を自分のために使うのではなく、
for the teamでチーム(会社)に徹底的に貢献していますよね。
野球(仕事)に対する哲学もあって、
それが果たせないことは絶対にしない。
移籍やWBCに対する姿勢もとても参考になります。
集団の中で与えられた役割を果たすのは当たり前。
集団は(行き過ぎた)個人の願望を成就させるところではないのです。
もちろん、集団は個人が犠牲を払う場所でも絶対にありません。
そんな集団は存続しないでほしいね、ホントに。