番外編①(試験に受かる、かも作文法)
前回マスコミ試験のことに触れたので、
マスコミ作文について少し取り上げてみたいと思います。
作文の練習をしている人や
マスコミ試験作文の勉強をしている人が対象です。
作文の基本については理解していることが前提。
マスコミの中でも、主に新聞社を想定します。
当てはまらない人は、あんまり面白くないかも……(すみません)。
前置きが長くなってしまいましたが、マスコミ作文、
といいますか一般的な作文や文章も含め、その秘訣は、
「カンカラコモデケア」です。
おお、なんだこれは? と思ったことでしょう。
知っている、という人は復習のつもりで読んでみてください。
私は「カンカラコモデケア」を知ったとき感動しました。
こう書けばいいのか、足りないのはここだったのか、と思ったものです。
これでうまくなる、と思い練習をして本当にうまくなりました。
試験にも受かりました。
それほど効果的な秘訣です。
では、説明します。
「カンカラコモデケア」とは元毎日新聞の記者、
山崎宗次の提唱する作文の方法。
よい作文、文章には必須の要素が7つあり、
その頭文字をとったのが、「カンカラコモデケア」です。
すなわち、
「カン」ドウ(感動)
「カラ」フル
「コ」ンニチセイ(今日性)
「モ」ノガタリセイ(物語性)
「デ」ータ
「ケ」ツイ(決意)
「ア」カルサ(明るさ)
です。
あなたの文章に感動がありますか、カラフルですか……。
すべてがそろっていれば、間違いなくいい文章です。
世の中の名文だといわれる文章には、
必ずこの7つが入っていると思います。
作文というのは主張なり何なりを伝えるためにありますよね。
その主張をより効果的にかつ伝えやすくするための方法が、
「カンカラコモデケア」です。
作文を書くときの部品だととらえればよいのではないでしょうか。
起承転結や序論本論結論は説明書や手順ということができます。
では、次回未定(笑)の番外編②では
具体的な「カンカラコモデケア」の活用法を説明します。
詳しくは山崎宗次さんの著書で、といいたいのですが、
絶版になっているうえに手に入りにくいんですよーーー。