コミュニケーション概論Ⅰ-⑥ | コミュニケーションの学校 回覧板(錦糸町&両国&浦和)

コミュニケーション概論Ⅰ-⑥

●コミュニケーションのベースは「関係性」にあり


コミュニケーションは、一人で完結することはあり得ません。
必ず、相手(複数の場合も)があって成立します。

そのとき、双方の関係性がとても重要になります。


たとえば「タバコのポイ捨てをやめよう」と伝えるとします。


もしお巡りさんが近所のおじさんに言ったらどうでしょう。

おじさんは、きっとすぐに捨てたタバコを拾うと思います。


次に、いつもいじめられている少年がヤンキーに言ったら?

ヤンキーは拾うどころか、襲いかかってくるかもしれません。


じゃあ、お巡りさんが、ヤンキーに注意したら?

ヤンキーはしぶしぶ拾うかもしれません。


・・・と、同じ内容を言っているはずなのに、
誰が、誰に言っているか、で届いたり、届かなかったりします。
不思議ですよね。

この現象を文章表現・コミュニケーションインストラクターの
山田ズーニーさんは『メディア力』と表現しています。

そして、メディア力を高めることが、小手先のテクニックよりも
コミュニケーションには大切だとおっしゃっています。


あなたのメディア力は、相手にとってどのぐらいですか?