コミュニケーション概論Ⅰ-② | コミュニケーションの学校 回覧板(錦糸町&両国&浦和)

コミュニケーション概論Ⅰ-②

●コミュニケーションは技術です。


前回、コミュニケーションはキャッチボールと同じ、という話をしました。

その話のつづきで、本当にキャッチボールと同じなんです。

キャッチボールを上手くつづけるには、それなりの技術が必要ですよね。
ただ単につづけるんじゃなくて、よりおもしろくするには、
スピードボールを投げたり、カーブをかけたり、さらに技術が必要です。

コミュニケーションも、技術が必要。
「技術」なんです、「技術」。
わかりますか、「技術」なんですよー。

と、なんで、ここまで技術を協調したのかといえば、
コミュニケーションを「性格」だと勘違いしている人がいるからです。

いえいえ、ちがいます、性格じゃぁ、ありません。

もちろん、なかには性格が関係している人もいますよ。
でも、コミュニケーションについて悩んでいる人の多くは、
むしろ性格がいい人ばかりなのが不思議な現実です。

なのに、周囲の人がその辺りのことをよくわかっていないと、
「お前は性格が悪い!」と暗黙のプレッシャーをかけてきます。
(たまに正面きって言ってくる変な人もいますが・・・)

ちがうんです。あなたは潔白なんです。
自分を責める必要なんてまったくないんです。

ホラ、よく思い出してみてください。

キャッチボール、
あるいはテニスやバドミントンや卓球の乱打のときのこと。

まだ下手っぴぃで、上手く相手に返せないとき、
なぜか自己嫌悪に陥ってしまいませんか??

しかも、上手い人の中で、一人だけ下手な人がいると、
なんか一緒に付き合っていくのも負担な気持ちになったり・・・。
途中から「こいつ、わざと変なところに投げてるんじゃねーのか」
なんて勝手な考えがふつふつと沸いてきたり・・・。

それって、不思議ですよね。

そうなんです、技術が低いと、なぜか性格まで悪く見られるのです。
逆に、技術が高いと、なぜか性格まで良く見えてしまう笑。

コミュニケーションも一緒。

しかも、性格は簡単に変えることが難しいですが、
技術なら比較的容易に向上させていくことが可能です。

人生、たのしくするために、さぁ、学びたくなってきたでしょ?