今日、同級生の奥様が、亡くなったという知らせが入った。
奥様と特別、親しくさせて頂いていた訳ではないが、ご夫婦でお店をやっていて、何度かお目にかかり、綺麗な人やなーと思っていた。
今日。亡くなったと同級生の何人かが、同じ連絡をくれた。
そっか。
同級生は、こんな風に動いてくれるんや。
有難い。
今、奥様とどんな時間を過ごしてるんだろう。
どんな思いで、1秒1秒過ごしてるんだろう。
どうか、お別れまでのあと数日を、大切に。
あっと言う間に、小さくなくなってしまうからと、自分がついこの前経験した、どうしょうもなく早くバタバタと過ぎていく時間を思い出し、涙が止まらない。
言い方悪いが、あまりよく知らない方なのに、重ねてしまい、心が痛くてたまらない。
まだまだ私は、全く立ち直れてない事に、ハッキリと気付かされた。
そして、話は違うが。
相続の手続きの中で、父と母に子供たちの特別代理人をお願いしている。
中卒の父は字を書くのが、本当に苦手で、いつも母が代筆している。
ただこればかりは、自署。
四ヶ所のレ点と、住所と名前。
見本もしっかり用意して、父に書いて貰った。
誰よりも力強く、丁寧に、見やすく、書いてくれていた。
きっとこれは、練習したに違いない。
孫という字も難しかったんだろう。
けど、しっかりと。
字を見て、有り難く涙が出る。
私はまだまだ、心がポキポキに折れているんやと思った。
時間がホンマに解決してくれるんか?
時間さん。
私はいつ、ふつうの人に戻れますか?
いや、私は人生なめてたんかも。
今がホンマの、人の痛みや気持ちが分かる、人にやっとなれたんかもしれない。
そんな風に感じる何にもしてないのに、心が疲れ果てた一日でした。
パパ、おやすみなさい。