金曜日にパパの会社の、死亡退職手続きに行って来ます。
最初に手術した後は、復帰する事ばかり考えていたパパ。
3月半ばに復帰し、病気の事忘れるくらい頑張ってたね。
テモダールが倍になって、体調が悪く、会社の近くの喫茶店で休んで。それでも昼から出勤したりして。
7月の再発。
手術の後の後遺症で、記憶、言葉が以前より衰え、復帰を口にしなくなった。
それでも一日でもいいから、復帰を考え、今度は私が動いて、どうしたら復帰出来るか。
社長とみんなで何度も作戦を考え。
そして、9月、パパと2人で会社へ行き、パパはアッサリと休職を決め、お世話になりましたと皆にお礼言ってた。
復帰を望んでいたのは、私だけだったと悩んだ日もあった。
そして、10月に再発入院。
なんちゃっての復帰は、今思えば辞めてよかった。
だって2月には天国に行くなんて、思わなかったから。
パパは、12月末に異変を感じ、年明けには検査入院を控えていながら、正月凄い勉強して課長になった。
パパはこの会社の社員になれて、昇格まで出来た事を自慢していた。
大学も出ておらず、ひたすらこの業界の事を勉強し、パパにしか出来ない事も沢山あっただろう。
会社何て、休んでもどうにかなる。
月曜日は、行くのダルい。
嫌な事もミスして怒られる事も。
よくやってくれたと褒められる事も。
ただ、パパは本当は、本来の自分のまま、会社へ行きたくてたまらなかった。
自分が自分じゃなくなっている事を、私が伝えて、結果自分で休職を決めた。
そんな会社を金曜日、退職してきます。
素晴らしい会社でした。
最後まで。どうにかパパを復帰させてあげようという、私の我儘に付き合ってくれてありがとうございました。
パパはこの会社の社員である事を誇りに思っています。
お世話になり、ありがとうございました。