世の中には星の数ほど自助会や当事者会がありますが…その中には「行ってはいけない団体」も少なからず存在します。
今回は「行ってはいけない」団体の特徴や実例について書こうと思います。
うっかりこのような団体に行ってしまうと「宗教に勧誘される」「特定の政党の支持などをする政治活動団体だった」という事がよくあります。
今は消滅しましたが「メンタルヘルス友の会」は宗教勧誘を目的としたダミー団体だった事は知っている人には有名な話…その後は名前を出し宗教団体として活動していたようですが、代表の死去により団体そのものが消えたようです。
まず、安心して参加できるであろう団体の特徴について…この辺を確認すれば大丈夫かと思います。
誰が主催しているか?自治体や公的機関、NPO法人など非営利団体であれば安心できると思います。
ただ、自治体主催の場合は居住者以外は参加できない場合もあるので注意が必要です。
会場はどこで開催されているか?
自治体やそれに準ずる機関の管轄する市民活動センターでは多くの自治体で「政治・宗教・営利目的での利用を厳禁しています」のでこのような会場を利用している団体は怪しい団体である可能性は低いですが、勧誘目的で参加する人が紛れていることがあります。
一部宗教系(仏教、キリスト教)の団体もありますが、主催者名が明記されていれば怪しい確率は低いと思います。
また参加費として数百円程度の金額かアノニマス系自助会では「献金」と称して寄付を求められることもありますが、お金を取る場合最低でも年に1度は「収支報告書」を作成しているところが良いです。
参加規約、会則を公開していること。
どのような目的で設立され、会の趣旨、禁止事項などが明確に記載されているのが望ましいです…借りる会場によっては「会則の提出」を条件としているところもあります。
では、どのような団体が「行ってはいけない団体」なのか?
・参加費が異様に高い
・参加規約、会則が無い
・有料の場合、収支報告書が非公開もしくは作成されていない
・お金さえ払えば誰でも借りられる会場で開催している
などの点があれば、かなり怪しいと思います…市民活動センターなどでしたら無料、あるいは低額で借りることが出来ることが多く、営利を目的とした活動は禁止されています。
公民館の場合は参加費を取る場合は利用料の割増などをしているところもあります。
参加規約、会則が無い…主催者自身が率先して怪しい活動を行っている可能性があります。
実際、東京郊外にある発達障害当事者会の主催者は生活面などで悩み事を抱えている女性の参加者に対して「(特定の政党に所属しているであろう)市議会議員」を紹介するという絶対ダメな事をやっていた、後日その女性が「紹介してもらったお礼に選挙で投票してきました」と話しているのを聞いた。
この話を地元の市民活動センターを管理している人や福祉関係に詳しい人に話したところ「完全にアウト」だとの判定いただきました…本来であればこの女性の場合は女性相談センターや福祉事務所などの公的な機関を紹介するべきで市議会議員はあり得ないと言っていました。
これだけでなく、自身の主催するイベントに「特定の政党の市議を呼ぶ」などもしていました…私も名刺をもらいましたが気持ち悪くて処理に困りました。
そしてここは、結構高額な参加費(500~1000円)を取るのに対して「収支報告は一切ナシ」かつ、参加規約もかなり緩く「禁止事項」すら無いに等しい状態です。
収支報告が無いということは集めた会費を何に使っているのかが全くわからないという事…当初はお菓子が出るので「おやつ代」かな?と思っていましたが、どう見ても数十円の駄菓子などがメインで参加費に見合った内容のおやつではない(仮に10人参加者がいたとしたら1人500円で5000円分のお菓子や飲み物が購入できるはず)。
会場利用料に充てているのかと思いましたが、コネがあるとかで「本来なら有料のところを無料で使わせてもらっている」と本人が話していたので結局、払ったお金の流れは不明…だって収支報告書が無いから確認しようがない。
おそらく主催者のポケットマネーに入ったんだろうな。
禁止事項を作らないのは自身がやましい活動を行っているからだと推測されます。
そして何よりこの団体が「黒」だと決定付けたのは…「団体名で検索すると(何故か)特定の政党の市議の個人ページ」がヒットするのです。
そうです、特定の政党と関わりを持つという自助会や当事者会運営において「絶対にやってはいけないこと」をやっているのです。
ちなみにこの主催者、数年前に書いた「行政処分を食らった元作業所代表で今は別の協会の中心メンバー」ともベッタリの関係で(ここも政治活動を行っている上に特定政党とベッタリ)胡散臭さプンプンしていたんだよな…ここの会には5月のイベントを最後に行っていないけど、東京の発達障害当事者会はロクな団体がありません。
東京以外の会のほうがまだ汚染されていない分、まともなところが多い気がします。
他にも悪質な団体が存在するのが「遺族の会」など、人の弱みに付け込んで宗教の勧誘をしてくるところもあると聞きました。
依存系の自助会はスピリチュアル系が多く、好き嫌いがハッキリと別れますが…意外と会則などはきちんと作られています、収支報告書も私の行っていたグループは作成していました。
もし、行ってみたいとか興味がある団体があれば一度団体名をネットで検索してみることもオススメです。
グループの性質上、ホームページなどを持たない団体もありますが今はネットの時代なので大抵のグループではホームページやブログ、SNSアカウントなどがあると思います。
もしくは自治体の福祉系の窓口や市民活動センターなどに登録している団体があるかどうかを聞いてみるのも確実かもしれません。
自治体の許認可を受けている団体であれば、基本的に怪しい活動は出来ませんので。