今日も永山の病院に行ってきました…数日前の天気予報ではもっと暑くなるみたいだったけど、実際はそこまで暑くならなかったので良かった。
今日は予約時間の15分くらい前に到着、毎回恒例の「花壇チェック」を…去年何を思ったか?寄せ植えにミントの苗を植えるという暴挙に出ていたんですが。
例によって今年もミントを植えていました。
あの…ミントって寄せ植えとか地植え禁忌って言われてる植物なんだけど。
どうしてここの花壇担当者は懲りずにミントを植えるのだろうか?そして、雨が直撃したか?一部の花は倒れたまま。
今日もエントランス入ったら令和になって7年も経つというのに未だに「昭和の病院の匂い」が鼻を突く、今日日こんな臭いのする病院なんてどこ探してもなさそう。
今日もそこまで混雑してる感じではなく、いつもどおり受付をして…いつも「熱はかってきましたか?」って聞かれるんだけど、体温を確認する今どきの病院はエントランスに顔認証式の体温計を置いておくものなんだよ、どうしてここは2022年にはあったのに「調整中」になってから、ずっと放ったらかしなんだろう?
ちなみにちょっと前から「名前呼び」をやめて「受付番号で呼ぶ」方式に変えたらしいけど…他の病院は10年くらい前から取り入れています、今更遅いです。
前回は10分くらいで呼ばれたけど、今回は30分弱で呼ばれました。
少し待ち時間が長くなりましたが…AI曰く、こういう業態の病院ではかなり短いそうですよ。
今年度またシフト変更があったのか?前回担当してくれた人とは違う人でしたが情報は引き継がれてるようでスムーズに話は進みました。
例によって今回も女性の先生です、永山の乳腺科は基本的に女性しか送り込まれないようです(他の拠点には男の人もいるっぽい)。
そして、案の定…華がないというか、控えめなタイプの人でした。
ここは職種関係なく「髪色の規定」でもあるんですかね?明るい髪色どころか、栗色の人も見たこと無い。
当然、髪型も私をここに連れてきた長と同じく「黒ゴムのひとつ結び」でメイクもかなり控えめ仕様で、足元は歩きやすそうな靴というお約束スタイルだった…ここの中の人で小綺麗にしてる人見たこと無いんだよな。
やっぱりそういう人はそもそもの進学先としてここを選ばないんだろうな…もっと「華やかイメージのあるところ」に行くんだろうな。
長はキャラもクセも強すぎるタイプでしたが、その部下にあたる人たちはまだそこまで毒されていません…初めに「手術してもう2年半くらいなんですね」って言われたので
「はい、〇〇先生に直々にここに連れてこられましたので」
と答えたら「それは良かったね、あの人はいい人だから」と言ってはいたものの…「いい人だから」と言っていた時になんとなく声が上ずっていたように聞こえたのは気のせいかな?
検査の結果自体は「異常なし」との事で一安心…実はここ最近、右側のおちちがかゆかったので「もしかして?」と思っていたけど純粋にかゆいだけだったようです。
その後データを見ながら「おちちは挟んでないの?」と聞かれたので
「あれはどうも…痛すぎて」
と理由を説明して、データを確認され「挟むの拒否」としっかり記録が残っていたようで「挟む代わりにエコーで見せてね♡」と言われ、その場でおちちのエコー検査をすることになりました。
検査中に
「初めてここに来たとき、あまりにもボロくて『本当にここで大丈夫かな?』って心配になったし、どうせ働くならきれいな病院の方が良くないですか?」
と話したら「まぁ、確かに古いよね~でも、私はここが好き…環境がいいから」とのこと。
おや、放射線治療の時も似たような事を言ってる人がいたな。
ボロっちいけど、職員同士の人間関係がいいからボロいことには目をつぶったと証言してる人がいたな。
そして、がんが確定してから2ヶ月足らずで手術されてしまったことに対しても「がん治療は時間が勝負なんだよ」って言ってた。
建物の話になった時に
「ここ建て替えない宣言、新聞にも載ったんですよね…前に〇〇先生に『建て替えないんですか?』って聞いたら、Tomokoさんがお金出してくれてもいいのよ☺️って言われたんだけど、それは違う気がする(笑)」
と話したら「確かに誰かお金出してくれる人いないかな?」と言っていたけど…やっぱり違う気がする。
公立なら自治体の羽振りの良さも影響するけど、費用は自治体が出すのが当然っちゃ当然だけど…あなた達は私立ですよね?どうしてそんなに貧乏なんですか?
ちなみにエコー検査も特に異常は見つかりませんでした。
ここでもタモキシフェンは何年飲むの?と聞いてみた、回答は「私も10年コースにする」とのこと…ここは人によって方針が変わるということは無いようだ。
「例の長は私をやたらリアル更年期認定したがっていた」
と話したら「確かにタモキシフェンの副作用もあるし、年齢的にリアル更年期でもおかしくないけど…どっちかをはっきりさせることは難しい」という考えだった。
「婦人科定期的に行ってる?」と聞かれたので、
「去年がん検診受けたら痛くて数日出血もした、その時に『閉経してる人と同じ状態』って言われた(オッチャン先生だったので閉経した女と寝たことがあるのか?って思ったという事は言わなかった)」
と答えたら「タモキシフェン飲んでるとそうなるのよ…」と言われ、更年期状態がひどくて漢方はあまり効かなかったのと粉が飲めないから「エクオールのサプリ」飲んでる、婦人科で飲んでも良いって言われたから、と報告したら「エクオールは飲んじゃダメ」と言われてしまった。
タモキシフェンが適応になる乳がん、要は女性ホルモンの影響を受けるタイプの場合…もしかしたらよろしく無い影響があるかも?とのことでその辺もはっきりしてないからダメなんだって。
ちなみに私の乳がんは「女性ホルモンの影響しか受けないタイプ」でございます。
今回は何度も「婦人科には定期的に行くこと」と釘を刺されました…去年の経験を聞いて「こいつはもう行かなくなるかもしれない」と思われたかもしれない。
私はリュープリンを併用していないので、最後に生理の周期を聞かれ「毎月定期的に来るようになったら必ず報告して」と言われ次回は9月にまた薬をもらいに行き、12月にいつもの検査3点セット(お腹の超音波と採血とレントゲン)を予定に組まれました…そして、最後にこんな質問してみた。
「…ここ、将来的に無くなっちゃうんですかね?」
例の長は即答で「無くならないから!!」✕2
部下その1は「無くならないと思うよ…大学病院の分院だから、そんな簡単に無くなることはない」
そして、今日お話した人は
「ずっと存続してほしい、無くなって欲しくない」
もはや願望だ…というか、ここの中の人でもかなり「職場愛の強い人」だ。
正直、開業できるほどのスキルや経験がまだなくても他所の病院で拾ってもらえるチャンスだって沢山ありそうなのに「ここがいい、永山がいい」って…何だかんだで中の人に愛されてる病院なんだな。
そもそもここだって「採算取れない」って言いつつも、地域医療貢献のために残してるような場所…収益以上に大事にしたい「何かがある」のだろう。
巧みなマーケティング技術を駆使して、過疎地や離島にも進出してる医療法人もあるけど…本当の「地域に根ざす」とはこういうことなのかもしれない。
診察室からの去り際に「いっそ、多摩市か東京都に運営権譲ったらどうですか?」とでも言ってやろうかと思いましたが、それは飲み込んだ。
もうかれこれ3年くらい通ってるが、通えば通うほど「ここの良さ」とか「病院の良し悪しはキレイさやキラキラ度合いだけじゃ測れない」ということに気付かされてるような。
それでもただ変わらないことは…
「正式名称が覚えられないので、もっとシンプルな名前に改名をしてほしい…いや、しなさい」
ということだけである(笑)