私は子供のころから「生理」というものに対して全く良いイメージどころか、嫌悪感しかない…いつの間にか「恥ずかしい事」とか「汚いもの」という認識を植え付けられていた。
よく思い出してみると、生理用品は買って置いてあったけど、親からは「生理」について事前に何も言われたいなかったような記憶が…学校で「女子だけ」隔離されて行われる「アレ」で初めて知ったような。
だから実際に自分にその現象が起きた時は誰にも話せなかったな。
それと、とてつもなく肌が弱いので市販の生理用品は肌がヒリヒリして痛いのも嫌だったし、元来の注意力の無さが災いして「とんでもない事態(何があったかはご想像にお任せします)」を何度もやらかしてしまった事や、メンタルを患ってからは「生理が来ると死にたくなる」衝動になんどもかられるなど…自分で制御出来ないこの現象が嫌でしょうがなかった。
そんな私が「布ナプキン」の存在を知ったのは10代の終わりくらいの時期だったでしょうか?
まだインターネットもあまり普及していない頃でしたので、図書館に置いてあった本に書いてあったのを見たのが最初。
それまでの「生理用品=使い捨てのゴワゴワしたやつ」のイメージを覆す「布製の生理用品」というものに私は強く興味を惹かれましたがそれには商品名しか書かれていなかったため、どのような物か全く想像はつかなかった。
その後、進学して学校だったらインターネットが自由に使える環境になったので「布ナプキン」という物がどんなものなのか調べたりして、私はますます布ナプキンに対する興味が強くなってきました。
そしてあるとき、ついに初めての布ナプキンを手に入れることが実現しました…。
初めて手にした布ナプキンは
当時買ったものとは微妙に仕様が違います。
「月のやさしさ 」というピンクのナプキン…第一印象は「柔らかい」でした。
これを参考にして、生地屋に行ってネル生地、100円ショップで大きめのタオルを購入して自分で布ナプキンを何枚か作ってみました。
それ以来、ずっと布ナプキン使いです…本当に蒸れないし、かぶれない、そしてなによりヒリヒリしない!!
あと、生理特有の「臭い」もほとんどしないし、洗って使うものなのでトイレに「汚物入れ」を置かなくても良いのでトイレ内の悪臭の軽減にもつながりました。
しばらくは自分で作っていたのですが、思うような生地が手に入らなくなったのでまた既製品を購入しました。
次に買ったのは
シンプルなのがいいですよね。
「白うさぎ 」の布ナプキン、私が初めて「布ナプキン」というものの存在を知ったきっかけになったものです。
最近はかわいい色柄の物もたくさんあるんですが…形が、いかにも「ナプキン」って感じで個人的にはどうも受け入れられないのでシンプルな「ハンカチ型」オンリーです、この形なら作るのも簡単ですし。
ホルモンを飲んでいるせいか?布ナプキンの効用の1つである「生理痛が減った」とか「期間が短くなった」というのはあまり実感できていないのですが、私の「生理」という現象に対するあまりにもネガティブすぎるイメージは少し軽減されたような気がしなくもないです。
各布ナプキンの製造販売元はこちら
「白うさぎ(くらしを耕す会)」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~tagayasu/rabbit/index.html
ランキングもやってます。