第4章 其の3 愛子の気持ち | 小説 床屋に通う女 美容院へ通う男 フェチ マゾ SM

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この小説は、特殊な性癖をもつM女性が通う床屋のお話です
話しの一部は現実ですが、話を盛り上げるために一部妄想でもあります

小説の内容は、性的な表現もございますのでご了承ください

愛子は幼少期の思いをこう感じていた

 

理髪店で男の慣性で髪を切られる恐怖感

男の人のセンスで髪を切られる違和感

逃げ出した気持ち

布一枚を巻かれただけで動けないこと

目の前のめぐみの姿は自分の幼少期と重なったのであった

涙を流すめぐみの気持ちを考えると

体が熱くなったが

心の何処かに「もっと男の子みたいになれば良い」と思った

 

この事態を誰も止めようとしない違和感があったが

めぐみは最先端のファッションとメイクにヘアスタイル

バッサリ切られた前髪のめぐみに姿が

愛子の目には美しく映った

美人はどんな髪型でも

悲しい表情でも美しく見える

羨ましかった