第4章 其の1 大きな波から逃れられない | 小説 床屋に通う女 美容院へ通う男 フェチ マゾ SM

小説 床屋に通う女 美容院へ通う男 フェチ マゾ SM

この小説は、特殊な性癖をもつM女性が通う床屋のお話です
話しの一部は現実ですが、話を盛り上げるために一部妄想でもあります

小説の内容は、性的な表現もございますのでご了承ください

久しぶりに書きますので、少し行き違いがあるかも御座いませんがご了承をお願い致します

 

 

マンションに残された梨花は、考えて考えて考えた

梨花 「 南部さん、一人にして頂けませんでしょうか 」

梨花 「 南部さん、ごめんなさい 」

南部は502号室に黙った帰った

 

香枝の見た目の美しさ、そして愛情が溢れた目、身長が高く均整の取れたプロポーション

こんな完璧な女性を敵に回すとどうなるか理解していた

めぐみが完全に支配されていることで、梨花は敗北した感じになっていた

梨花が考えていた支配という関係を遥かに超えた関係を築いていたからだ

肉体の快楽だけではない、心の通じ合う何かがあること、それが自分には無かったのだ

南部から見た自分がどのような目で見られていたのかと思うと南部に申し訳なく思った

南部に対する接し方に反省する部分があることも薄々かんじていた時期だったからなおさらであった

梨花は完全に自信を無くしてしまっていた。

 

大垣香枝とめぐみの過去の関係

 

香枝  「 めぐみさんはいけない子ね、私し以外の人と遊んでるでしょ 」

めぐみ 「 はい、梨花様と言う女王様と遊んでおります 」

香枝  「 正直で良いわよ、今日は厳しくお仕置きね 」

めぐみは我儘な奴隷であったが頭も良くて回転が速かった

命令しなくても香枝の考えていることを先回りしていたのであった

嘘を付かなかったことも計算されていたのであった

めぐみは自分だけで香枝を満足させるだけの能力がなかったことと

香枝の望む完全な奴隷を飼育することに

自分に出来ることがないか日々考えていた

全て香枝の為に・・・・

 

香枝  「 めぐみもそろそろ奴隷を飼いなさい 」

香枝  「 私の一番の奴隷で居たければお解りよね 」

めぐみは背筋を伸ばし、香枝の目を見ていた、神に近いを唱えるように

めぐみ 「 必ず香枝様にご満足いただけるよう奴隷を調教致します 」

香枝  「 あなたなら出来るは 」

 

局アナのめぐみは男性に興味はなかったが

仕事の為に卑怯な手を使って今の地位まで上り詰めたのであった

既に奴隷同然のプロデューサーも少なくなかった

香枝は、めぐみの伝手で有名芸能人のメイクも担当するようになったいました

テレビタレントも香枝に忖度をし

めぐみを通じてプロデューサーを動かした

香枝とめぐみが目を付けたタレントは有名になって行き

香枝がメイクをすると出世するという噂までされていたのであった

香枝のメイクのテクニックはとても評価が高かったのも大きく影響していた

めぐみは香枝のメイクテクニックが他のメイクさんとは違うことに惚れ込んでいました

 

めぐみは、完全な奴隷を作るというミッションを毎晩考えていた

洗脳する為の知識を学び考えたていたのであった

 

さて話は、梨花が帰ってこなくなって10日経っていた

BARBER カジモト宛てに大宰府の消印が押された郵便が届いた

梨花からの手紙であった

「 しばらく大宰府で過ごしますのでご安心ください 」

一行だけの手紙であった

梨花らしいと思うと愛子も私も胸を撫でおろした

この手紙を出したのはめぐみであった

梨花からのお願いを聞いて出したのであった

健康で生きていれば良い、自由に過ごして欲しかったというのが本音でした

愛子は涙を流し寂しさを隠せなかった

愛子は何故という理由が知りたいと思いで

私に大宰府に行こうというのですが

私は、詳しい住所も連絡先も解らないので諦めるように諭した

 

さて客の居ない床屋の店内

静まった空間のテレビには、商店街の様子を生中継する番組が流れ

二人で呆然と見ていると愛子が口を開いた

愛子 「 コレって近所だよ、こっちに来る 」

BARBER カジモトのある商店街にテレビの取材班がきていたのだ

商店街をブラブラ歩きながらお店を紹介する企画であった

 

こともあろうか、マイクを持ってしゃべっているのはめぐみであった

私の店なんて取材がくる訳がないと思いながら

テレビでよく見るめぐみを見ながら、本物は美人だと思い見惚れていた

窓越しにめぐみと目があった

するとめぐみは此方を見て店の扉に近づいてきて扉を開けた

めぐみ 「 お父さんちょっとテレビ良いですか 」

私   「 困るんだけどな・・・ 」

めぐみ 「 1分だけ 」

私   「 じゃあ・・・ 」

めぐみは、店内を見渡しながら

めぐみ 「 昭和の空気がそのまま残っていますね 」

めぐみ 「 鏡も古そうですが、ピカピカに光っていて新品みたいですね 」

めぐみ 「 清潔なんですね 」

めぐみ 「 掃除は奥様がされてるんですか、奥様はいらっしゃらないのですか 」

私   「 留守なんです 」

めぐみ 「 残念ですね、お綺麗いな奥様なんでしょうね 」

私   「 私にはもったいないぐらいの美人なんですよ 」

めぐみ 「 そうですよね 」 と口を滑らせた

私   「 えっ? 」

めぐみは話をはぐらかす為に、カットチェアーに座った

めぐみ 「 刈り上げして頂けますか 」とお茶の間の笑いを取ったが

私はここぞと素早くクロスをめぐみの首に巻く付けました

クロスを巻いて動けなくなると面白いと思って、咄嗟の行動だった

めぐみは急におとなしくなり鏡を見て黙っていた

愛子の行動も早かった、スイッチの入ったバリカンが音たていた

わたしはめぐみの首筋にバリカンを当てた