第2章 その2 夏休み前の出来事 | 小説 床屋に通う女 美容院へ通う男 フェチ マゾ SM

小説 床屋に通う女 美容院へ通う男 フェチ マゾ SM

この小説は、特殊な性癖をもつM女性が通う床屋のお話です
話しの一部は現実ですが、話を盛り上げるために一部妄想でもあります

小説の内容は、性的な表現もございますのでご了承ください

数か月が経ち、7月の初旬のある日のこと
無地の白にゆったりとしたTシャツに綿のパンツを履いて
南部は出かけた
南部は通いなれたSMクラブにも飽きを感じ、すこし年配の女王様が多いSMクラブへ行った
人妻というフレーズで心がときめいたのだが、対面した女王様は梨花に似た感じの女王様であった
この女王様は、南部のオールバックのロン毛を見て、「 キモイからもっとキモくしてやる 」と言い
部屋を出て行った、そして戻ってきた手に持っていたのは、ホットカーラーとメイクボックスであった
南部の髪を束ねていたゴムを外され
くしを通したが、ギシギシとくし通りが悪く何度も髪を解いた
前髪をくしで取り束ねて引っ張っり、最後に南部の頭が揺れるほど強く引っ張った
カーラーに南部の髪がクルクル巻かれ、ピンで固定される
素早く綺麗にカーラーがどんどん巻かれた
南部は今まで感じたことのない羞恥心に襲われた、恥ずかしい女にされる
坊主にされる以上に恥ずかし思いをした、このままの髪型で家に帰るのは嫌だ
しかし、このままの髪型で帰らされたい、いったいどんな髪型にされるのか
そしてカーラーが巻き終わると、自分の惨めな姿を見るよう鏡の前に立たされた
一仕事終えた女王様は煙草に火を点け、南部の顔に煙を吹かしつけた
もっと近づいて近くで見なさい
女王様は南部の髪に対して、 「 手入れが足りない毎日シャンプーしてないだろ
帰りに、美容院で綺麗にシャンプーしてもらってトリートメントしてお帰り
カットはしちゃ駄目よ、面白くなくなるからね 」
「 それから言っとく、お前がこの世で生きている間は、女性用の下着以外付けないよう命令する
この命令はお前が死ぬまでだ! 」
「 今日はノーパンで帰るのよ、履いてきたパンツは没収だわ 」
「 良いよね 」
南部は答えた
「 命令は死ぬまで必ず守ります 」
女王様は、メイクボックスから、下地ファンデを取り出し南部に顔に塗った
それだけで、女性化が一機に進んだ、チークを入れられ
次はまつげをビューラで上に、マスカラが入った目は女の目に
最後に口紅を塗られた顔は女にしか見えない
カーラーが外された髪をブラシで整えて、スプレーで固めた
女王様は、その出来栄えの悪さに納得ができないのであった
南部の髪は、梨花に剃られてからそのままなので
前髪も長かったからだ、それが大きな原因であった
おまけに、眉毛も太かった、今でいうピース又吉にしか見えない

 

あろう事に、女王様は南部の前髪を眉毛の少し下で、ズバット切り落とした

この時は、その後に後悔するとになるとは想像もしていなかった

しかし、アイドルらしい感じに変わった

女王様は 「 少しだけ眉剃るよ 」 と聞いてきたので、南部は首を縦に振った

少し細く短く剃られた南部の顔は、90%女、あとは少し残った髭が問題であったが

その仕上がりに女王様は満足をした

 

そしてプレイは終わり、南部は髪の毛を後ろに束ねた

いつもと違う、オールバックのロン毛にはならない

前髪が出来たお陰で、女にしか見えない、不味い

想定以外の出来事に南部は焦った

 

南部は女王様の前で土下座し頭を床につけて、調教のお礼を言ったあと

女王様はこう言った

「 美容師の私ですが、こうなるとは想定外だわ ご希望どうりだろ 恥ずかしいよね 道も歩けないね 」

「 さあ早くお帰り 」 と言いながら、南部の頭をヒールで強く踏みつけた

「 帰りに美容院へ行くのよ、命令は絶対だからね、お返事は 」

床に額が当たり歯を食いしばり痛みを堪えながら、南部は答えた

「 命令には必ず従わせて頂きます女王様 」

そして部屋から出された

 

南部は、ノーパンで道を歩きながら

女王様に命令されたことを思い出した、美容院でシャンプーとトリートメントしないと帰れない

梨花女王様に、「 床屋に行くのは1万年早い 」 と言われていたのですが、美容室でもあり

髪を切る訳でもないので、今回の命令も守る必要を感じた南部は、美容室の良くことにした

南部はマンションと反対の方向へ歩いた、源八橋を渡り、桜ノ宮の駅周辺で美容室を探した

駅の周りを歩くと3件の美容院があったが、出来ればお客さんのいない店のほうが良いと思った

とりあえず綺麗なな店に入ろうと中を覗くと、男性の美容師と目があった

南部は違う、この店ではない

そして次の店を覗いた、そこでも男性の店員が接客しるのが見えた

残る一件は、昭和の漂いが残るレトロな美容室であった

店の名前は店主の名前であろう、看板には 「 ロレアル アトリエ サロン 」 「 みなさまのビューティーサロン 」

南部は心に誓った、目を瞑ってこの店の戸を開いて入る、女王様の命令だと思うと心が定まった

美容院に入るのは生まれて初めてだった

 

 

店に入ると幸いにも、客はいなかった

席は3席で、釜ドライヤーが壁にアームで取り付けられていた

40歳だいの店主らしい方と、20歳ぐらいの可愛いスタッフがいた

いらっしゃいませと言うとそのまま椅子に座るよう誘導され

カットチェアーに腰かけた

店主 「 お客様男性ですよね、女の子にしか見えないよ 」と店主が南部に声を掛けた

スタッフはカットクロスを南部に掛け始めた

店主 「 変なお客さんだね、今日は短くするんでしょ女の子に持てないよ 」

店主 「 あら前髪が不自然ね、自分で切ったでしょ 」

南部は思わず 「 そうなんです失敗しちゃって 」と返事をした

店主 「 じゃあ短く切ろうか 」

南部はカットすることを断りにくい状況になり焦った

南部 「 前髪をどうにかしたいんです 」

店主 「 無理だね、この前髪で後ろがロングなら女の子にしか見えないよ 」

スタッフが失笑しながら 「 無理無理、前髪に合わさないと変だわ 」

でも南部の意思は固かった

南部 「 少し前髪を整えて、トリートメントとシャンプーでお願いします 」

店主 「 いいの、変だよ、女子に持てないよ 」

スタッフ 「 お客様、カルテに記入お願いします 」

手渡されたカルテには、住所と名前と電話番号が記入するようになっていた

南部は思った、偽名を書こう、どうしようどんな名前にしよう思い浮かばない

焦れば焦るほど偽名が浮かばない、そして本当の名前と住所を記入してスタッフに渡した

スタッフは、カットクロスの上にシャンプークロスを巻いてシャンプ台へ移動した

椅子の背もたれが倒され、顔にタオルが置かれた

スタッフ 「 南部さん、髪が傷んでますから プロフェッショナルトリートメントで宜しいですか 」

南部は料金を聞かずに 「 それでお願いします 」

スタッフは、南部の額にシャンプーを垂らし髪の毛に伸ばし、髪を洗い始めた

女性客でも、こんなに長い髪の毛の客は少ない、スタッフは力を入れて頭皮を揉んで洗った

南部は心地よさを感じていた、そこへお客さんが入ってきた 「 いらっしゃいませ 」という声

まずい、早く終わってほしい、

店主 「 なんだ洋子ちゃんお帰りなさい いつも言ってるでよ裏から入りなさい、お客様がいるんだから 」

南部は、目を閉じて周りの様子を伺い耳をすました

店主 「 洋子ちゃん、お姉さんが用事で出かけるから、このお客さんのトリートメントお願いね 」

洋子 「 え~嫌や~ 」 

洋子はそう言いながら制服の上からエプロンを付けた、「 お姉さん代わるよ 」

そして、タオルが顔に掛かった南部に洋子は言った 「 娘の洋子です、新米ですが宜しくお願いします 」

そしてトリートメントが始まった、洋子の指が南部の髪の毛を押し分け頭皮を揉みながら

髪の毛に成分を染み込ませる作業が続く

店に入った時は、女王様に巻かれたカーラーで巻き髪になっていたのだが

お湯で温められ、しっとりし水分を含み、カールが取れ始め綺麗な直毛になった

その作業は20分ぐらい続き、南部は早く終わるってとひたすら願った

店主 「 いらっしゃいませ 」

洋子 「 待ってたよ、もうすぐこのお客さん終わるからさ、あと5分 ドライヤー10分かな 」

客 「 良いよ良いよ 」

洋子の友達が店に来たようだ

店主 「 洋子、変わるから、お友達のシャンプしてあげて 」

そして、店主にバトンタッチされた

店主は、タオルの掛かった南部の顔を覗いた、可愛いまつ毛、細く剃られた眉

目を凝らしてみると、ファンデーションが薄っすら残っている

店主は思った、オカマさんに間違いないけど、気持ち悪い感じではなかった

南部の横のシャンプー台では、洋子の友達のシャンプーが始まった

洋子 「 軽くパーマかけさせて、夏休みだし 」

店主 「 駄目だよ、高校生なんだから、また学校に呼び出されるのは御免だよ 」

そして、トリートメントが終わりタオルが取られ、椅子が起こされた

洋子 「 お疲れ様 」

南部の横では、制服姿の高校生がシャンプーをしている洋子が目に入った

そして椅子から立ちがった時、洋子と目があった、カツアゲの不良グループの一人に似ている

そしてシャンプーされている女の子の顔は見えないが

話し声で解った、リーダーだ、まだ気が付いていない

そして、店主に誘導されカットチェアーへ座った

ドライヤーで髪を乾かし、ブラシで解かした

店主はハサミを持ち、南部の前髪を整えたのだが

施しようが無かったのは言うまでもない

仕上がった南部は、更に女性化が進んでいた

シャンプが終わった、洋子の友人が南部の隣の席に座ったが鏡ごしに顔が見える位置ではなかった

店主 「 南部さん、やっぱ後ろ少しだけ切ったほうが良いよ 」

南部は早く店を出たかったのだが、なかなかカットクロスを外そうとしない店主

何度も櫛で解かし、 「 この辺りで切らないとバランスが悪い、15cmほど切るよ 」

私の了解もなしで切るような雰囲気

それを見ていた洋子 「 うんうん切ったほうが良い 」

店主 「 じゃあ決まりだ 」

ハサミは南部の背中に当たりながら、ザック、ザックと数回に渡り髪を切って落した

床に落ちる髪を見た 洋子はテンション高く 「 ふっ~ 良いねバッサリもっと短くしなきゃ 」

そうすると、さきほどより5cmぐらい高い位置にハサミが当てがわられ、ザックサックと切られてた

店主は、整えれば整えるほど女っぽくなっていく南部を見て笑った

店主 「 南部さん、どんどん女になっていくけど良いのかな、刈上げにしようか 」

洋子 「 トリートメントしたのに勿体ないよ、でも綺麗な髪ね羨ましい 」

そして、カットクロスが外された

店主 「 ゆっくりしてしていきなさい 」

南部 「 用事があるのでお会計してください 」

店主 「 そうかい、カットとトリートメントで17000円 」

南部は2万円を手渡しのだが、レジに1000円札がなかった

店主 「 細かいのありません、お釣りの1000円札ないの、ちょっと待って 」

南部は一秒でも早く店を出たかったのだが、店主は店の奥に入って出てこない

あろうことか、一万円札を持って両替しに店を出て行ったしまった

 

洋子は、南部に近づいた、お前お前だよな、なんだその前髪、馬鹿なんじゃねーか

洋子は、南部の腕を掴んで引っ張り、洋子の友達の座るカットチェアーの前に立たせた

南部はその子の顔みて思った、最悪だ不良グループのリーダーだった

カットクロスを掛けられたリーダーは、南部の股間に蹴りを入れた

リーダー 「 お前、綺麗な髪してんじゃんか、羨ましいね 」 「 今度じっくる話そうか 」

リーダー 「 洋子こいつを店から叩き出せ 」

洋子は、南部の髪の毛を引っ張り店の戸開けて南部を店の外へ放り出した

「 二度と来るんじゃねーぞ 南部様 」