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グルの書籍から抜粋です
知識を得る3つの方法
①直接的視覚(プラチャクシャ)
②推論・演繹法(アヌマーナ)
③権威者から聞くこと(シュルティ)
私たちは情報や知識を得ようとしています。本やインターネット、あるいは色々なセミナーやクラスが日本中、世界中で行なわれています。
では、知識を得る方法は何通りあると思いますか?
何通りもあると思うのですが、ヴェーダで述べられているのは、大きく分けて3つです。
それは「プラチャクシャ」「アルマーナ」「シュルティ」です。
これでは難しいので日本語で訳します。
「プラチャクシャ」とは自分の視覚器官、自分の目で見て情報を得ること、
百聞は一見に如かず、ということです。
「アヌマーナ」とは推論、こういうデータからこれが類推されるというようなものです。実験データを集めて推論する、帰納法のようなものです。
「シュルティ」とは権威者から聞くことです。誰からでも聞いていいわけではなく、
権威者、知っている人から聞くことです。
この3つの中でどれが、正しい知識を得られますかと言った時に、ヴェーダでは
「シュルティ」ですよ言っています。なぜかというと、先程言ったように、私たちの感覚器官は不完全であるからです。
ある特定の波長しか見えない私たちには、見ただけでは必ずしも本質を理解できないのです。ですからこの「プラチャクシャ」を勧められないのです。
例えば、暗黒では見えません、太陽は球体ではなく平面に見えるからです。
では「アヌマーナ」推論はどうですか、と言ったらこれも正しい結果が得られるとは限らないです。
学校の教科書はどうやってできているかというと、主に「アヌマーナ」でできています。
いろいろな史跡を発掘した発掘物から、これが存在したのではないですか?実験によってこのようなデータが出ているから、これこれが言えるのではないですか?と。
ところ学校の教科書で見ると、特にお子さんをお持ちの方がよく分かるかもしれませんが、私たちは学生時代に学んだことと、内容が違っている場合があるんです。
教科書の内容が違っている、理論が変わっている、ということは、正しくなかったということです。
今ある教科書も理論も正しいかどうかわかりません。
ですから、プラチャクシャ(自分で見たもの)アヌマーナ(推論したもの)は正しい知識が得られるとは限らないのです。
つまり私たちが今手に入れられる本は、必ずしも正しいとはいえない、間違いが含まれているということなのです。
さて「シェルティ」とは聞くことです。権威者から聞くということですが、
では権威者とは誰ですかというと、本当に知っている人ということです。
例えば、お父さんがいない人に「あなたのお父さんは誰?」と聞くとします。
学校の先生に聞いてもわかりますか?友達に聞いてわかりますか?総理大臣、大学の教授に聞いてわかりますか?わかりませんよね。
一番知ってるのはお母さんです。これはお母さんしかわからない。DNA試験をしたら分かりますと言っても、では誰?言う話になります。
ですから、最終的には自分の父親を知るには、母親に聞くしかない。
母親が一番確実な情報を持っているからです。そのために、ヴェーダは別名「母なるヴェーダ」だと言われるのです。
ヨーガの究極目的地から引用 ジャーヤナンダ・ダーサ著
インド聖地巡礼の旅
世界中から最高の魂の愛と真理を求めて人々が訪れる場所
それが、インドに伝わるヴェーダの中でも、
「究極の聖地」として隠されてきたヴリンダーヴァンです。
毎年私たちはそこを訪れる皆様の人生に、大きな良い変化が起こるのを見てきています。
溢れる笑顔、純粋な愛。優しい瞳の動物たち。溢れる音楽と活気ある人間関係。
今年はどんな展開が、皆様の人生に待ち受けているのでしょうか?
どんな経験が皆様を待っているのでしょうか?
インド渡航歴30年の日本人のヨーガ聖者ジャヤーナンダ・ダーサが案内する本物のインドの聖地。
その叡智に触れ、ここでしかできない経験をされ、魂の旅、聖地をご一緒しませんか