比較的、穏やかに迎えた当日。
手術中に、切除部位が増えるかもしれないので、身内に来てもらって。と言われて、高齢で耳の遠い両親しか、選択肢がなかった。
同居の彼氏は、いわゆる内縁関係。籍が入ってないとダメだそうです。
ラブラブだけじゃ世間はダメなんすよ!
麻酔もスムーズに、目が覚めたら終わってました。
どのくらいの時間経過してたのでしょう。
手術後、彼氏から説明してもらいました。
子宮をとり、右卵巣をとり、その卵巣をパカッと半分に切って開いたら、中にガンがあったそうです。
その現物を見せられ、説明を受け、再発防止に左の卵巣や周りの一切がっさい取ります!
となったそうだ。
耳の遠い父は、数年前に死んだ90過ぎの祖母のすい臓がん切らすに温存した話を先生にしはじめ、母に、黙ってっせ!と叱られたそうだ。
私の意思は、手術前に事前に先生に伝えていて、
もし、ガンだったら、大丈夫な左も将来的に再発しないように、とって!と伝えてましたので、母と彼氏がそのように同意してくれました。
あぶね、あぶね。自分の意思に反して左卵巣温存したまま腹閉じられてたら、泣くね。うっかり麻酔で寝てらんねぇ。(笑)
と、いう訳で、手術後すぐの段階では、
私の病名は、子宮筋腫および卵巣がん(ステージ1)
切除した部位を詳しく病理検査して、また詳細は…。抜糸終わったら、抗がん剤治療をするらしいよ。
という話を、麻酔が切れかかりながらも半分眠くなりつつ聞いたので、ショックを受けるほど、脳がはたらかず、眠りに落ちました。
多分、この日、彼氏は一人不安だったと思う。