こんばんはニコニコ今回ブログ初登場の荒井香織です音譜

今回から定期的に参加させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致しますアップ



今日は以前にお邪魔しましたイタリア料理店千葉県野田市にあるコメスタというお店のある接客のご紹介をしたいと思いますひらめき電球


コメスタさんの詳細

http://comestadome.com/


コメスタさんの接客、サービスはとても有名なのですが、今回はそのいろいろなサービスの中でもお客様のお名前を呼ぶということについてお話したいと思います。


コメスタさんでは、サービスを徹底させるということで、目指すは世界NO.1キャンペーンというものを行っております。

その一例で、世界一、名前を呼ぶキャンペーン!! という取り組みを行っていました。

お客様を「お客様」ではなく、「○○様」あるいは「△△さん」と呼ぶことは、お客様に近づく大切な要素です。

これを徹底させるためにコメスタさんでは、来店中に9回呼びかけようという、ビックリするような課題を与えられています。


どんなときに呼びかければいいのか、その具体的なシチュエーション別に名前を呼ぶ例を挙げて、見た人が誰でもわかるようにしていらっしゃいます。



1回 ご来店後、お名前をお伺いしギャラリーにてお待ちいただく

   ○○様、ただ今満席でございます。

   少々こちらのギャラリー内にてお待ちください。

2回 ご案内時に

   大変お待たせ致しました。○○様、ご案内させて頂きます。

3回 ご用命カード(スタッフの名前を書いた名刺のようなもの)を出すときに

   ○○様、こちらのテーブルを担当させて頂きます△△と申します。

   宜しくお願い申し上げます。

4回 ご注文を伺うとき

   ○○様、ご注文内容はお決まりでしょうか?○○様、ご注文を承ります。

5回 お料理提供のとき

   ○○様、お待たせ致しました。コーヒーをお持ちいたしました。

6回 中間バッシングのとき

   ○○様、お料理お取り分けいたしましょう。

7回 お料理終了時

   ○○様、以上でお料理すべてお持ちいたしました。

   コーヒー、ケーキ等お召し上がりになりませんか。

   追加注文ございますでしょうか?

8回 お会計時

   ○○様、3名様でございますね。

9回 お帰りのとき

   ○○様、塩加減はいかがでしょうか?

   本日はお楽しみ頂けましたでしょうか?

   ありがとう存じます。お気をつけてお帰りくださいませ。

   又お会いできますようお待ちいたしております。



というフローでお客様のお名前をたくさん呼んでいらっしゃいます。

そんなに何回も名前を呼ばれたら迷惑と思われるかもしれませんが、


「お客様のお名前を呼びすぎて苦情続出!!」

という隠れたスローガンもあります。実際には苦情がきても困りますし、現在のところお客様からの苦情はきていないそうですが、それくらい徹底的にやろうということらしいです。


実際、自分の名前を呼ばれて嫌な方はどれくらいいるでしょうか?

やはり自分の名前を呼ばれるというのは誰にとっても嬉しいことだと思います。

(もちろん嫌なケースもあるかもしれませんが)


9回というのは少しハードルが高いにしろ、始め・中盤・終わりの3回程度呼ぶのはそれほど大変ではないと思います。

ちょっとした工夫でお客様からの印象はまったく異なるものになります。

ぜひ明日から、お客様のお名前を呼ぶキャンペーン行ってみてはいかがでしょうか!?