スポーツでも勉強でも、仕事でも大切なのが「基礎」という部分ですよね。
これを「型」という言葉で表現すると何となく「型にはまる」など堅苦しいイメージになってしまいますが「型」というのはすべての基本になっていると思います。
例えば武道でも様々な「型」があります。
その基本をまずは覚えることが習得する一歩になります。
1、見て覚える
2、聴いて覚える
3、実践して覚える
4、失敗して覚える
5、調べて覚える
6、成功して覚える
覚える方法は大きく6つ。
見て、聴いて、やってみて、上手くいかないな~と失敗して
どうやったらもっとうまくできるかな、と探求して、そして成功する。
この過程を繰り返し、繰り返し。
ひとつひとつの基本となる「型」を覚えていくものです。
わたしは、このやり方が合っている。
このやり方の方がいい。
そのオリジナリティを生み出すのも発揮するのも「型」があってこそです。
スポーツ選手は自分の体型やつよみを活かした動きを取り入れながら強くなっていきますが、どの選手も結果を出す選手ほど、基礎である部分を大切にされています。
フィギュアスケートの羽生選手も、素晴しいジャンプやステップ、回転をされますが彼が海外で一番練習時間を費やしたのは「型」という基本の滑り方だったそうです。
カラダの重心を移動させる。そのため何度も氷面に弧を描いていくのです。
自分が納得いくまで何度も何度も弧を描く。
それは彼の持つ素晴しい技術からは、あまりにもかけ離れた行動に見えますが、それがあってこそ跳べる。とテレビの特番で力強く話をされていました。
仕事も同じで、まずは「型」をカラダに習得させること。
これがあってこそ自分の持つ強みも、個性も活かされる。
基礎なく積み重なった「技」はいざというときに怪我をしたりもするのです。
仕事ではミスに繋がったり、さらに上を目指す時に力不足になってしまうこともあります。
「型にはまる」とは素晴しいこと。
まずは素直に型にはまってみることが最善の近道であることも多いのもですよね。
オリジナリティはそれからでも十分間に合います。
基礎がいかに大切か。それを見つめ直す時間も時には必要ですよね!