安倍政権が推進する「女性の活躍」のための政策パッケージの骨子案が、FNNの取材で明らかになったそうですね、
主婦を含めた全ての女性が活躍できるよう、再就職や、起業などへの支援を打ち出していて中身は「安心して妊娠・出産・子育て・介護をしたい」、「職場で活躍したい」、「安全に暮らしたい」など、6つの項目で構成され、全ての女性が、生きがいや充実感を持って輝くことができる社会の実現という内容。
主婦を含めて、という部分で考えると私も子どもを育てる母としての立場から今のビジネス市場はまだまだ男性主体だと感じています。
しかしその中でも女性が活躍できる場は確実にあります。
もちろん、このような案が出てくることで女性が活躍できる場が増えるのは賛成。
女性が元気に働ける環境は大切ですよね!
その反面、本当に女性がどのようなことで社会の中で悩んでいるか、どのように働けることを理想としているか、の部分はまだまだ行政が理解していない部分でもあります。
幼い子どもを抱えて働くことは大変なことです。
しかし時間や急な欠勤などに対応できる会社はほとんどありません。
無いのが悪いのではなく現実として「できない」のです。
そこも理解すべきですよね。
日本の企業のうち大手はそこに着手することができるかもしれませんが80%以上を占めている中小零細企業にそこまでできる「余裕」はなかなかありません。
会社はこうあるべきだ。補助金を出すから、と言いますが多くの会社は余力の無い中で頑張っているのですから、そこを責めてもいけません。
託児できる環境ができる会社がどれだけの割合であるのか。
その現実を知って欲しいと思います。
そして再就職支援セミナーなども開催されていますが、実際にそこから再就職に結びつくかといえばそうではない。
つまりセミナーをする側と受ける側の目的達成が違っているのです。
主婦を含めて女性が働ける輝く環境。
本気で頑張っている女性たちの意見をもっと反映してあげてほしいな、と思います。