現在、コーチを育成する認定コーチ養成講座を開講している日本実務能力開発協会の副理事を兼任していて年間で多くのコーチを育成しています。
私は認定コーチ養成講座の講師はしていませんが、シーエスリレーションのビジネスコーチである木村タカヒロ氏が西日本のコーチ養成講座講師をしていて毎月、他府県から京都に受講しに来られています。
なぜシーエスリレーションがコーチ養成講座を開講し日本実務能力開発協会の西日本支部を担っているか。
それは組織人材育成というわたしたちが取り組んでいるサービスの中で「部下育成」や「経営者へのコンサルティング」に欠かせないスキルだからです。
私自身も、専属のコーチがいてメンターがいます。
いくら人材育成のプロでも自分のことは意外とわからない!(笑)
当然ですよね。誰だって自分のことは客観的に判断しかねますから。
そんなこともありコーチ養成講座やコーチングスキルを教えることも多いのです。
そして今回、新規事業に向けて取り組んでいるのは
新しく協会を設立する準備。
これはわたしたちが現場で指導するにあたり、「ビジネス基礎力」が低下しているとこの数年切実に感じているからです。
もちろんそこには教育現場からのゆとり教育というものも存在していますが決してゆとり世代だけがそうではないのです。
ビジネス基礎力という点で最も強化したいのは「人間力」です。
私は多くの現場で多くの人と出会いますが資格を取り、勉強し、専門的な知識も多くもっているにもかかわらず自分を会社や組織で生かせず辞めてしまう人たちを見てきました。
共通しているのは基礎力の無さ。
人間力と言うひとくくりで話すには難しいのですがビジネス社会で必要な基礎力が圧倒的に低いのです。
そんな人たちを見ていて思うのは「勿体ない」ということ。
自分の活かし方を知っていれば。社会人の基礎力を知っていれば。
そう思うことが何度もありました。
もちろん研修ではそれらを徹底的に指導しますが、それは出逢った人たちにだけできること。
もっと多くの人にビジネス基礎力、人間力を高めて自分を活かして仕事を楽しんでほしい。と切実に思ったからこそ協会を立ち上げることにしました。
わたしたちが社会に貢献できることのひとつ。
これを強化していきます。
私が現場にいける回数や出逢える人は限られています。
かといって自分のコピーを作るなんてことはしたくありません。
ビジネス基礎力を指導できるヒューマンスキルアップトレーナーを全国で育成するために、そして多くの方が基礎力を身につけていけるように始動しました。
社会経験が多くある女性は世の中にたくさん存在しています。
そんな方たちや組織で教育を担当されている方に指導方法を修得していただけるプログラムを開発しています。
日常の仕事をしながら、出版の原稿を書きながらの準備は大変ですが着々と進み、年度内にヒューマンスキルアップトレーナーの募集を開始します。
多くの方が仕事に遣り甲斐を感じて自分を活かせることができるように。
これは離職率30%という大卒新入社員たちの離職歯止めにも貢献できる。
社会に貢献できる事業でなければ意味が無いというシーエスリレーションの理念に基づき動いています。
わたしたちのチャレンジを応援してくださる方が多くいてくださることにも、心から感謝しています。
現在のコーチ養成と、次のヒューマンスキルトレーナーの養成。
今年は本当に色々なチャレンジをしていますが全ては「自分たちができる社会貢献はなにか」から始まっています。
やるべきことはたくさんありますが、それもまた自分たちの糧になる。
新たなチャレンジ。志高く。
本気で変えたい想いをカタチにしていきます。