学生たちから時折このような質問をされることがあります。
「先生、学生時代に学んだことって社会に出て役立つのですか?」
「社会人になって学生時代に受けた講義ってどう使うんだろう」
たしかに振り返れば学生時代に学んだ勉強は社会に出てすぐ役だっ
でも役に立つのか?と聴かれれば答えは「YES」です。
どのような学びでも自分の血となり肉となり・・・というと大袈裟
学んだ内容もですが、それ以上に学ぼうとした姿勢や
費やした時間はかけがえのないモノだと思うのです。
これは役立つのか?
それはきっと本人次第です。
本人が役立てようと思えば知識はいかされます。
こんなこと学んでも仕方がない、と思っていれば
何も役立たないことになる。
いま学んでいることに、いま答えが出なくても
それらは必ず自分の中で生きている。
そう思うと人は生涯なにかを学び続けて経験して
成長し続けていくものだと思えるのではないでしょうか。