責任とチャレンジ。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

子どもは親のいない場所で大きな成長をします。
例えばはじめての集団生活。

幼稚園や保育園など、はじめて親が隣に居ない場所で
集団生活をすることで自分を知り、他人を知り、
泣いたり笑ったりしながら成長していきます。

子どもたちだけで参加するようなキャンプ等でも同様に、新しいことに取り組み、協力し合い、考えることで成長をして帰ってきたという経験はないでしょうか?

同じように社会人でも組織の中で、誰かに頼りながら仕事をする環境よりもゼロから課題にチャレンジした瞬間や、今の自分の持つ力では出来ないようなことに取り組んだ時、人は成長するものです。

それはわからないからこそ、学ぼうとする姿勢が生まれたり、悩むからこそ知恵を絞りだし、考える。そして不安だからこそ行動し、何とかしたいと闘志を燃やし、乗り越え結果を出そうとするエネルギーがあるからです。

通常の仕事をこなす。その環境で100点であっても、いつしかそれは当たり前になり成長を止めてしまうことになります。

うちにはいい人材がいないと嘆く経営者の方。
なかなか成長しないと嘆く上司の方。
そう思った時、「チャレンジさせているか」「責任を持たせているか」とじっくり組織を見つめてみてください。 

そして彼らの年齢の時に、自分たちはどう思い、どう感じながら仕事をしてきたかを思い出してみてください。
何かに必死になってきたこと、大きな壁にぶつかったこと。
挫折や失敗で苦しんだこと。そしてそれらを乗り越えた時のこと。

だから、今がある。そう思いませんか?

小さなことでもいいのです。
責任とチャレンジする場で人は成長します。
責任を持たせれると自主的に仕事に取り組んでいきます。

そんな場所が人にも組織にも必要です。
それが全体の大きな成長になる。

責任とチャレンジ。これは2つで1つですね!