スキル習得とは話して伝えることで本物のスキルとなるのです。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

ビジネス本を読んだり誰かの話を聞いたりするとたくさんの学びがありますよね。
その内容をいつも人に話す習慣を身につける事でいつの間にか自分のスキルとなっていく経験はありませんか?
 
話すことでアウトプットになり自分のものとなる。
 
これはインプットした情報は声に出す、出さないでそこからの情報活用の成長度合いが大きく違ってくることになる。
誰かの考えに共感し 「これはいい。自分もそうしよう」 と思った時。
頭の中にインプットされた状態になります。
記録をすることも同じように書きとめることでインプットされています。
多くの方はここまではスムーズなのですが自分のものにするには、まず話すということ。
 
話すことが何故インプットからアウトプットとなり自分のものになるのか。
それには人の脳の構造に理由があるのです。
頭に入ったものは脳で1度記憶されます。
そのままにしておくと使い道がないので自然と消去されていくのです。
 
まず1つは、話すことで声となり発した言葉は耳から再び脳に入る事で消去されなくなる
2つめは、話すことで相手の返答や質疑により具体的に行動として考え、発言するを繰り返すこととなり
 
イメージトレーニングが自然発生的に出来ることから疑似体験することが出来る。
話してみるって素晴らしい学習ですね。
 
仕事でもよくあると思うのですが知っている業務でも誰かにその内容を説明し理解させるとなると意外にも難しく話す順序や説明に困惑する時があります。
それは常日頃からそれらの仕事に関して伝えるということをしていないために起こります。
よい情報はしっかりと使いこなす。
その為には誰かに話をすること。
 
普段からこの習慣を身につけていると、インプットとアウトプットがしっかりと構築され
自分のものとなっていきます。
話す相手が居ない場合は・・・書いてみる事もいいですね。
でも出来る限り、誰かに伝える。言葉で発する。声にする。
そして自分の耳でもう1度インプットすること。
 
楽しんでしてみたい習慣の1つですね。