仕事を円滑に進めていく中で何をいつまでに、どのようにするかという具体的な計画を立てることは大切です。
全体業務の中から優先順位を決め、短時間で出来る事、時間をかけてする事など
様々な業務があります。
様々な業務があります。
その中で、自分で出来る事、または誰かの協力を得て出来る事の判断も忘れてはいけないポイントです。
業務のイメージをした時に,出来るイメージを頭の中で想像出来る。
そしてその業務の進捗計画がスムーズに出来る。
起こるであろう問題点をイメージ出来る。
そしてその問題を未然に解決する手段、または問題の対処法が具体的にある。
つまり、頭の中でイメージした事をアウトプットする力を持っているという事です。
しかし、実際にはイメージ出来ていたつもりが実際の業務となると出来ないケースがあるのです。
それはなぜでしょうか。
過去の自分自身の習慣や経験がイメージした内容に拒絶反応をしたかのようにトラブルが発生する。
それは頭の中で理解し、イメージしていても実際の行動、つまりアウトプットの方法を知らないという自分自身にまだ気づいていないからです。
がむしゃらに頑張ることも大切ですが仕事は1つ1つの積み重ねであり前後左右のバランスが取れてこそ全体のバランスを保ち進捗することが出来るのです。
がむしゃらな行動は時に周囲への迷惑や混乱をきたす場合もあります。
頭の中でイメージした業務の進捗は、手段も伴っていなければ出来る事にはなりません。
インプットした知識や手段。理解を十分したつもりでも、しっかりとアウトプットする力が備わっていなければ結果として出来る事の中には入らないのです。
しかし多くの間違いはここで起こります。
「わかりました」 という言葉は 「話を理解した」 というだけではなく 「出来ます」 と相手には伝わります。
話は理解したけれど、どのような手法で実行し最後まで進捗を続け結果を出すのか。
そこまでイメージして 「出来る」 と判断しても出来ない時があります。
実践での経験値が無い場合は特にその傾向が強まります。
仕事をする上で大切な判断の1つは出来る事、出来ない事の判断をすることです。
何が出来て、何が出来ないのか、どうすれば出来るようになるのか。
この時によくある言葉に 「何が出来ないのかわからない」 という答えです。
何が出来ないのか分らないが、とにかくやってみるという判断は業務や経営上、大変危険な判断です。
これでは 「良く分からないけれど頑張ります」 と言っている事と同じなのです。
仕事、業務、経営の中での判断には 「出来ない事を知る」 ことが大切です。
まずはしっかりと何が出来るのか、何が出来ないのか。
何が出来ないのかわからないという答えは、何も出来ない事と同じです。
全体をしっかりとイメージしインプットしたことをアウトプットする方法を知らないという事になります。
多くの方が陥る、この問題。
出来ない事は決してダメな事でもなく、恥ずかしい事でもありません。
むしろ、何が出来ないかをしっかりと把握し相談や依頼をされる方は社内外での信頼性は高いのです。
何かの業務を行う時、出来ると判断する前にもう1度しっかりとイメージしてみませんか?
すると問題点や現時点で出来ない事も、見えてくるかもしれません。
その時にしっかりと対策を取れる体制を整えておくことが大切ですよね。
私自身も自分のスキル外の事に関してはインプットを行いアウトプット出来る状態をしっかりと作りあげます。
そして全体イメージから現時点では出来ないと判断した場合は専門の方に依頼しています。
頑張れば出来ると思いがちですが、逆にマイナスになることを知っているからです。
1度マイナスになった業務はゼロに戻すだけでも時間を要します。
だからこそ、出来る事、出来ない事の判断は大切だと痛感しています。
皆さんも、何でも出来ると思わずに1度イメージしてみてください。
精神論の「出来ます」 「頑張ります」 の中にしっかりと論理的に出来る仕組みを理解し実行出来るかどうか。
ここが信頼とスピード、そして成功への分かれ道になる。
個人でも組織でも、これはきっと同じです。
誰でも出来ない事はある。 そこを把握する力が大切ですよね!