まず、何回もブログが途切れて申し訳ありません。


思うこと、あることを理由に残り少ないと思われる人生で、お伝えしたいことがいっぱいあるのですが、馬力が出ません。


読者で1人でも期待されている方がいるとしたら、心よりお詫びいたします。


でも、間違っていることも多いけど、少しは当たっているブログを書き続けたいと思います。


実は、今回言いたいと思ったことは、何気無くテレビからソニーの4K、パナソニックの4Kという言葉が聞こえてきたからです。


また薄型テレビの二の舞いを繰り返すのか?と頭の中をよぎったからです。


4Kは画面が綺麗で、速度も速い。


台数は期待していないかもしれません。


富裕層に買ってもらえれば良い、というレベルだと思います。


でも、ソニーは希望退職を実施し事業も売却している途中だし、パナソニックも車載関連の商品に特化して、やっと下げ止まりが見えた程度でしょう。


各地の工場を周っている私には、かつて在ったソニーさんやパナソニックさんの工場が、どんどん無くなっているのが寂しくて堪りません。


なぜ失敗したか。


以前にも言いましたが、消費者の立場に立った商品づくりが出来ていないからです。


薄型テレビは、狭い日本家屋や単身暮らしの人のニーズには、すごく応えたと思います。


でも、ある時から何万画素とかハイビジョンだとか、プラズマだとか、ニーズを飛び越えた独りよがりの技術競争になっていったのです。


一歩譲って富裕層を狙ってというなら、ソニーさん、パナソニックさん規模で、どの位売れれば良いのでしょうか。


技術ありき、で商品開発をしたらダメです。


いや、IPS細胞みたいなノーベル賞を貰える世界初なら別ですが…。


お客様のニーズありき、市場ありき、です。


また、お客様も多種多様であることも忘れてはいけないと考えます。


これからは、少量超多品種な商品づくりをするか、iPhoneのようにお客様自身で商品を満足できる仕様に変えることができる商品が絶対だと思います。


もしかしたら、大企業よりベンチャー、中小企業様のほうが向いているかもしれませんね。