先日から「すき家」の牛丼全種が60円割引になっています。

次は、吉野家。

最後は、松屋。

週か10日単位で実施されるそうです。

順番を間違えていたら、ご容赦下さい。

私は、以前からこの割引き合戦に反対していました。

数年前のブログでご確認下さい。

消費者にとって、少しでも安くなるのは嬉しいことです。

その点では、大歓迎です。

では実施する牛丼各社には、何のメリットがあるのでしょう。

実際、数年前のブログを書いた直後、牛丼各社は苦戦に突入しています。

過去、私のブログでは、シャープ、ソニー、マクドナルド、サンヨー、ワタミなどの不振を予想している文面が数多くあります。

結局、お客様のメリットとともに自社のメリットが分からない(明確に分からない)企画や商品が多いことが、不振になる理由です。

当時の繰り返しになりますが、例えば、液晶テレビ。

その前は、ブラウン管だったでしょ。

当然、小型、薄型、軽量、省エネは、お客様の大きな分かりやすいメリットです。

画素とか画面速度とかプラズマだとか、どうでも良いことだったんです。

ただ企業側が、自社の技術を「ひけらかしたい。」(意味違うかな)だけだったように思います。

そんな企業が、せっかく作り上げたこれまでの沿革をムダにして、果ては企業名まで変えてしまっているのが現実です。