もう一言です。

経営者と社員のコミュケーションがとれていない会社。

ある経営者が言っていた一言は、今でも忘れられません。

「自分の会社から給与をもらい、そのために商品を売るのに、サボりたい気持ちがあるとは理解できない。1件でも買ってくれるお客様を探したいのが普通だろう。」

絶句です。

経営者様。では言葉を変えます。

「営業は楽したいのです。」

これまた、???のようでした。

では、社員に、それも勤続20年以上の女性に聞いてみました。

「仕事は楽しいですか?」

返ってきた答えが、「入社以来、仕事が楽しいもの、と考えたことがありませんでした。」

えっ、またも絶句。

営業に携わる女性だったので、

「お客様からありがとう。」とか、

注文を頂いた後に、「嬉しい。」という経験はないの?と聞いてみました。

毎日のことなので、あまり感じなかったという回答でした。

お客様のために、調べものをしたり、納期調整をしたり、価格を上長に掛け合ったりしているのは、当たり前。

問い合わせ、見積もりがどうなったか、無関心のようです。

経営者様に言わせると、社員が楽しいのは仕事と別問題。

会社が教えるものではない、とのこと。

そして男性社員の一言。

自分が社長にどう思われているか関心がない。

支援期間中は、月次目標を達成したり未達成だったり、でしたが、全体では120%を達成していましたが。

当然、支援終了後、また元に戻っていました。

俺はそんな事ない、という経営者様。

どれだけ社員に関心を持っていますか?

一人ひとり、出社時の朝の様子が見れていますか?

経営者様が時間的に無理なら、経営者様に代わって経営幹部様は、その役割をできていますか?

経営者様が変わらなければ、会社つまり社員は変わりません。