キーエンス、ロボットメーカーを退社後、営業支援を事業として創業しました。

機密保持契約を締結していますので、詳細は述べられませんが、

ほぼ支援したすべての企業様の実績は、支援期間中、伸びました。

が、残念ながら、その後は???です。

その多くが、私が支援している間、私に一任して、経営者として内容を確認していない、のです。

支援を開始する前は、業績面で悩まれていたから、ご相談に来られた企業の経営者様ばかりです。

私は、特別なことをやっていませんし、指導を受けられる方に難しいレベルを求めることもしていません。

当たり前を当たり前にやることを求めているだけで、業績は大きく改善しました。

それは、このブログの当初の頃に述べていますが、新聞配達の頃の経験が生きています。

それを読まれている方には、またか、とくどい説明になりますが、ご容赦下さい。

大学受験に失敗して一浪することになった私は、生まれ育った名古屋を飛び出し、単身、

大阪で新聞配達をしながら予備校に通うことを選択しました(理由は、前のブログを参照)。

それまで、アルバイトさえしたことがありません。

ただ、家を飛び出したくて申し込んだ新聞奨学生制度。

大学受験で関西方面に来たことだけで、関西方面の新聞奨学生を受けました。

とくに、関西が好きだった、関西方面に知識があったからではありません。

ただ単に、偶然です。

そして、そこに覚悟があったわけでもありません。

でも、そこで今の営業支援の基本を身に付けたことは、間違いがありません。

それは何か。

『あいさつ』です。

詳細は割愛しますが、朝、自分の配達地域に住んでおられる方を見かけるたびに

『おはようございます。』

夕方、当時は、今ほど、共働きはありません。

誰か、家におられました。

そしたら、普通に『こんばんは。』と挨拶しただけです。

これだけ。

その他は、他人より朝は遅く起き他より配達時刻も遅く未配達もやらかす、あいかわらずの劣等生(同じく以前のブログ参照)です。

その私が、販売店の中で唯一、未配達先のお宅に遅い新聞を届け、「お小遣い」をもらい、

1月1日には、1件ではなく複数件から「お年玉」という金一封をもらいました。

また、新聞拡張という小遣い稼ぎでは、毎朝もしくは夕方挨拶していた他の新聞読者のお宅に購読をお願いし、複数件契約を頂く度に、販売店から1件当たり何がしのお小遣いを頂いていました。

後にも先にも、こんな新聞奨学生はいなかったようです。

でも、他の人、他新聞の配達員さんは、地域の人と顔を合わせた時、どうしていたのでしょうね。

これが、(株)CSプランナーのキキダス営業の経営力向上支援の一部です。