最近、めったに見ないテレビのCMで、輸入車をよく見ることがある。


それも、車のデザインを強調したような全体を映している。


以前のブログで述べたが、ここ数年、輸入車が伸びていることを裏付けたようなものだ。


一方、日本車は、相変わらず、リッター何キロのコマーシャルばかり。


日本車で売れているのは、ハイブリットを筆頭に、エコカーだ。


軽でも車内が広いなど、決して「デザイン」ではない。


機能性を謳って、一般ファミリー層をターゲットにしている。


だから、本当に車が好きな層が、輸入車に流れているのは納得できる。


自分だけの、走っていて「あまり見かけない車」「カッコイイ車」を欲しがる層は、今の日本車に満足できないのだ。


都市部では、超高層マンションが売れている。


それも、「億ション」と言われる高額マンションが、早々に埋まるらしい。


これも、普通に暮らせれば良い層とは違う。


生活にも、「自分らしさ」を求める層が購入しているのだ。


マクドナルド、牛丼三社の業績が苦しんでいる理由に、それもあるのではないか。


ただ安ければ良い、という節約に、多くの人が飽きてきたのではないか。


「金はあるのに」、食事は、マクドナルド、牛丼か、はたまた、回転寿司か。


中高年齢層には、満足できるものが買える場所が少なくなった。


これからは、こういった層を満足させることができる「もの」を扱うところが繁盛のではないか、と推測できる。





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