日本全国の製造業の工場で、リストラのニュースが流れています。


その中には、私が、営業でお伺いした工場も、いくつかありました。


その数は、1つや2つではありません。


それだけ、日本の有名企業、大手企業が苦戦しているという証です。


雑誌で、ある有名企業の経営幹部様の言葉を見かけました。


「会社がなくなる危機の事態になって、ある程度の社員を減らして会社が残るなら、間違いなくその道を選ぶ。」


寂しい言葉です。


その意味には、少しでも助けられる従業員がいるなら、と捉えたいのですが、会社の名前を残したいと考えての発言なら、非常に残念です。


そんなことを思いながら、自分が会社に帰属していたとき、常に思っていたことを思い出しました。


「ここまでやってお前は要らないと言われたらそれまで。そんな会社にすがりついて残っても、人生つまらん。」


多くの人が、家族のため、生活のため、そうは思えない、というのが実情でしょうが。


会社の業績に関して、自分の関わりがそんな程度(このままだったら、会社が存続できないぐらい)だったら、そう割り切るしかないと思います。


そして、自分の力で業績に貢献できる仕事、もしくは会社を選びましょう。


そういった意味で、中小企業、事業者様への転職、もしくは起業を選択することです。


ただし、起業する場合は、追い込まれてではなく、自分がやりたいこと、その思いの強さを確認、決意してから、実行に移すべきです。


そのためには、在職中から、常に「ここまでやって評価してもらえないなら・・・。」と考えておくことをオススメします。