ジョブズが亡くなってから、今日で、早1年になる。
ジョブズが、iPod、iPhone、iPadを繰り出してから、世の中のヒット商品の構成要件が一変したように思う。
今や、世界の大手企業が、タブレット一辺倒だ。
サムスン、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、レノボ、ノキア、ヒューレッドパッカード、他、
各社が参入、もしくは参入を計画しているらしい。
そして、これまでは、ソフト分野に特化していた企業が、ハードとの統合開発に傾斜し始めた。
これも、ジョブズの考え方が、世の中のヒット商品の作り方を変えた事例と言えるのではないか。
そして、企業は、ハードだけでなく、その後の使い方(利便性)にも責任を持って開発することが要求されるようになった。
弊社は、テレビ番組を受像するテレビを作るメーカー。良いテレビ番組かどうかは、番組制作会社の責任だ、とはいかなくなった。
話は変わるが、10月になって、上場企業の半期決算が、続々、発表されている。
その中で、特筆するのは、企業の業績が、スマホ需要に大きく左右されていることだ。
ある部品メーカーでは、売上の半分近くが、スマホ関連というところもある。
シャープとの提携が話題になっている台湾の鴻海精密(ホンハイ)は、アップルのiPhone、iPadだけで、売上が10兆円を突破する予想らしい。
これは、一方ですごいことだ、ある一方では、危うさを感じてしまう。
現時点では、世界市場で、Appleとサムスンがスマホやタブレット市場を二分しているが、いつまでも、この体制が続く保証はない。
前述したように、世界で有数な企業が、続々、参入してきている。
遠くない将来に、この市場の優劣が大きく変わっている可能性もある。
現に、液晶テレビの不振でシャープの下請け企業は、瀕死の状況に追い込まれていると耳にする。
下請けだけでなく、本体のシャープや部品メーカーでもあるエルピーダ、ルネサスの半導体メーカーも、大幅なリストラがニュースになっている。
現実には、非常に難しい話だと思うが、中小企業は、ある特定の企業や製品に、過度に偏らない方針を持ったほうが良い。
取引先(納入先)50社あるなら、1社で売上の10%、5社で20%ぐらいの構成比を意識することだ。
前々職では、5万社の取引先のうち、売り上げ構成比数%を超える取引先は無かった。
入社当時の中小企業の時代でも、全社の売上の10%を超える取引先は、1社もなかったと記憶している。
中小企業の経営者様には、全売上金額を見るだけではなく、この取引先別売上構成比を見て、ある取引先に偏りすぎならば、是正することをオススメします。
もちろん、方法は、構成比の高い1社の売上を下げるのではなく、他の取引先、または有望新規の客先の売り上げ構成を上げる施策を打つことは、当然のことです。
この点は、商品別構成比でも同様の見方が必要です。
それが、業績を継続して上げ続ける大原則だと言い切ることができます。
営業戦略構築、新商品投入準備、販路開拓についてのご相談は、お気軽に弊社までどうぞ(東海道沿線、関西、東海三県は対応地域です)。

ジョブズが、iPod、iPhone、iPadを繰り出してから、世の中のヒット商品の構成要件が一変したように思う。
今や、世界の大手企業が、タブレット一辺倒だ。
サムスン、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、レノボ、ノキア、ヒューレッドパッカード、他、
各社が参入、もしくは参入を計画しているらしい。
そして、これまでは、ソフト分野に特化していた企業が、ハードとの統合開発に傾斜し始めた。
これも、ジョブズの考え方が、世の中のヒット商品の作り方を変えた事例と言えるのではないか。
そして、企業は、ハードだけでなく、その後の使い方(利便性)にも責任を持って開発することが要求されるようになった。
弊社は、テレビ番組を受像するテレビを作るメーカー。良いテレビ番組かどうかは、番組制作会社の責任だ、とはいかなくなった。
話は変わるが、10月になって、上場企業の半期決算が、続々、発表されている。
その中で、特筆するのは、企業の業績が、スマホ需要に大きく左右されていることだ。
ある部品メーカーでは、売上の半分近くが、スマホ関連というところもある。
シャープとの提携が話題になっている台湾の鴻海精密(ホンハイ)は、アップルのiPhone、iPadだけで、売上が10兆円を突破する予想らしい。
これは、一方ですごいことだ、ある一方では、危うさを感じてしまう。
現時点では、世界市場で、Appleとサムスンがスマホやタブレット市場を二分しているが、いつまでも、この体制が続く保証はない。
前述したように、世界で有数な企業が、続々、参入してきている。
遠くない将来に、この市場の優劣が大きく変わっている可能性もある。
現に、液晶テレビの不振でシャープの下請け企業は、瀕死の状況に追い込まれていると耳にする。
下請けだけでなく、本体のシャープや部品メーカーでもあるエルピーダ、ルネサスの半導体メーカーも、大幅なリストラがニュースになっている。
現実には、非常に難しい話だと思うが、中小企業は、ある特定の企業や製品に、過度に偏らない方針を持ったほうが良い。
取引先(納入先)50社あるなら、1社で売上の10%、5社で20%ぐらいの構成比を意識することだ。
前々職では、5万社の取引先のうち、売り上げ構成比数%を超える取引先は無かった。
入社当時の中小企業の時代でも、全社の売上の10%を超える取引先は、1社もなかったと記憶している。
中小企業の経営者様には、全売上金額を見るだけではなく、この取引先別売上構成比を見て、ある取引先に偏りすぎならば、是正することをオススメします。
もちろん、方法は、構成比の高い1社の売上を下げるのではなく、他の取引先、または有望新規の客先の売り上げ構成を上げる施策を打つことは、当然のことです。
この点は、商品別構成比でも同様の見方が必要です。
それが、業績を継続して上げ続ける大原則だと言い切ることができます。
営業戦略構築、新商品投入準備、販路開拓についてのご相談は、お気軽に弊社までどうぞ(東海道沿線、関西、東海三県は対応地域です)。
