お客様が、どのぐらいの日数、記憶しているか、考えたことがありますか。


お客様から、興味や関心があり、探して来られた場合は、比較的長く、記憶にとどめて頂けます。


そうではなく、たまたま来店して頂いた、展示会に来場頂いた、セミナーにご参加頂いた、訪問時に提案を聞いて頂いたという場合は、そんなに長く記憶していません。


昔は、「人のうわさも45日」と言われましたが、現在は、さらに短くなっていることは、誰もが気付いていることではないでしょうか。


では、何日ぐらい、だと考えていますか。


私の経験では、漠然と見た、聞いた、会った記憶は、1ヶ月。


話の詳細を覚えているというのは、1週間程度です。


ということは、できれば1週間以内に、1回目のフォローをすることが必要です。


注文をもらって(納品して)、御礼の電話、訪問、メールは、1週間以内にしましょう。


「ご注文をありがとうございました。実際に手にとって頂いていかがですか。」


来店、来場、参加、面談して頂いたなら、


「先日はありがとうございました。何か、気になったことはございますか。」


さて、次は、1ヶ月後のフォロー電話です。


注文頂いたお客様には、


「一ヶ月して、感想はいかがですか。ご要望や改善して欲しいことなど、ございましたらお聞かせ頂けますか。」


来店、来場、参加、面談して頂いたお客様には、


「1ヶ月前は、・・・して頂いてありがとうございました。覚えていらっしゃいますか。」


という具合です。


ちなみに、質問です。


1ヶ月に1回の電話やメール、訪問は、貴方がお客様の立場だとしたら、頻繁と感じますか。


答えは、その感覚が正しい、です。


意外と、営業の中には、これが出来ていません。






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