私は、30年の営業活動でテリトリーマップを欠かしたことがありません。


最初は、愛知県西部、岐阜県、三重県を、一人で担当していました。広いテリトリーですが、中小企業の営業なら当然ですよね。


そのあと、愛知県東部、岐阜県、長野県、静岡県、


そして、ある事業部のグループリーダーとして、名古屋営業所の全テリトリーの責任者になりました。


その後、福岡営業所の所長になり、九州全体のお客様を担当ないしは、責任者となりました。


末尾には、九州のテリトリーを思い出して書いた当時のテリトリーマップを披露します。


書いてみて、もう無くなっている工場が多いのが残念でたまりませんが・・・。


今でこそ、新幹線や高速が張り巡らされて近くなっていますが、当時は、鹿児島、宮崎に行くだけでも、自動車で片道5時間はかかりました。


当然、1件回って帰ってきては、効率が悪いと思うのは当たり前ですよね。


一つの県、都市を担当していても同じことです。


例えば、長く担当していた岐阜県は、南北に長いですよ。


岐阜市をスタートに、西に大垣、関が原、東は、恵那、中津川、北は美濃、高山と、それはそれは広いです。

長野県、新潟県、北海道は、さらにとてつもなくでかいですね。


ABC分析を実施している中小企業様は多いのですが、このテリトリーマップを作成しているところは少ないのです。


とくに、定期的に訪問する重要顧客Aの近くに、どんなお客様があるか(BC、顧客、新規に関わらず)を記憶に頼っていては、行き易いお客様ばかりに偏ります。


そういった点、テリトリーマップは、私にとって、有効かつ業績アップに欠かせないものでした。


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