営業支援をしている立場で見ると、


日本企業の大手は、日本の市場だけをみて、とかく完成度を求めすぎているように見える。


その代表が、このところブログで述べている液晶テレビを筆頭にした電機メーカーの失敗だ。


市場が何を求めているか、を過剰に考えているというフシがある。


物は、壊れるものだ。


形があるものは、いずれ無くなる。


そう言うと、誰しも、そうだと言う。


そして、日本の製品は、ある周期で壊れるように作っていると耳にする。


例えば、自動車は、10万キロの走行距離であっちこっちに不具合が出るように作られていると聞いたことがある。


だから、日本では、車検を3回通したら、乗り換えるなんて常識?があるらしい。


3年+2年+2年+2年で、9年~10年が買い替え需要になる。


そして、所得が増えない今は、もう一回車検(+2年)を通して、11年になるらしい。


そこで、今年は11年の買い替え需要時期に当り、国内でも久しぶりに新車販売が500万台を超えるという。


この考え方が、日本企業の衰退の元凶だ。


東南アジアを旅したら分かるが、もう日本では見かけない20年以上の車が走っているではないか。


ミャンマーなどでは、国に自動車保有台数、耐用年数の規制があるらしい。


その規制を30年から20年にしたというニュースを最近見かけた。


いや、東南アジアだけでなく、日本以外の国では、そちらのほうが多い。


修理して走る限りは、とことん 走らせている。


だいたい日本以外では、車検制度などない。


この日本以外では通用しない常識が、日本企業を駄目にしている。


それは言いすぎだろうか。


そして、もう一つ。


同じものを各社が作りすぎている。


今日、たまたま気付いたが、LED照明のCMを見た。


それが、日立だった。


えっ?また、参入したのか、という印象だ。


原発事故以来、省エネニーズが高まっているのは事実だ。


しかし、もう既に、シャープ、パナソニック、東芝、毛色が違ったところで、アイリスオオヤマも販売している。


中小企業も含めると、国内に200社以上あるとも聞いたことがある。


なぜ、また、日立、大手なのだろうか。


これも、以前に述べたが、LED照明などは、蛍光灯とは違い、ガラスを溶かすなどの大きな設備は要らない。


どんなレベルの企業でも作ることは出来る。


要は、明るさと消費電力に差が出るということだろうだが、そもそも日本ほど夜に明るい国はない。


世界から見たら、そこそこ明るければ良い。


なにせ、まだ電気もない地域が、山ほどあるのだから。


日本の常識が、世界の非常識とは、よく言ったものだ。


根本的に、開発の仕方を見直さないと、さらに泥沼に落ち込むような気がする。


世界の中の日本、人口が減少している日本、世界を相手にするなら、世界の常識(市場)にしっかり目を向けることが大切だ。












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