今、お客様は、欲しいものが分からなくなっている。


生活するのに、最低限、必要な機能を満たすものしか買わなくなっている。


なぜだろう。


自分が欲しいものが分からないからだ。


自分に置き換えると、私は色んなことに無頓着だ。


例えば、営業にとって必修のスーツ、全くセンスも知識もない。


人に言われるがまま、お金とだけ相談し決める。


こんな人間にとって、良いものが買える訳がない。


だから、すぐに袖先がほつれ、ズボンのすそが破れる。


結果、安物買いの銭うしないになる。


そこで、あるところで聞いた言葉が印象に残っているので紹介する。


「日本は、最も成功した社会主義国である。」


そのとおりではないか。


昔の3C(三種の神器)を筆頭に、みんな(他人)が欲しがるものを買っていたのだ。


そして、未だに、リクルートスーツは、どこかの国の人民服であり、省エネと言われれば、こぞって省エネ用品を買う。


人から見て、突出した行動を慎む。


みんなと同じことをして安心する。


なぜなら、自分が欲しいものが分からない民族、いや、昔より更に分からなくなっているのかもしれない。