今日の新聞で、労働界が「65歳までの雇用延長を求める」との小さな記事を見つけた。


これは、「60歳定年制度」という法律の問題で、その延長、年金制度の変更などが伴う。


どちらにしても、少子高齢化に突入し、労働人口が減少する中では、必然的に変更はしなければならない。


しかし、違った視点で、今の会社組織運営の課題があることを忘れてはならない。


それは、多くの会社で、組織が硬直化していることだ。


多くの会社を見てきて感じることだが、社歴が長い人が若い人に比べ、働かないということだ。


経験にふんぞり返って、業績に貢献していない壮年を多く見かける。


営業でいえば、社歴が長いほど優良顧客を持って楽している、ということだ。


「会社をここまで大きくしたのは俺だ。」という自負があるのだろう。


しかし、事は『会社の未来』である。


過去の貢献は、高度成長時の昇給やバブル体験で十分に恩恵を受けたのではないか。


多くの会社で年齢給は廃止されていると思うが、仕事では、あいかわらず年功序列的な風土が残っている。


確かに、体力面では若い人に敵わないが、その分の経験と知識があるではないか。


しかし、経験や知識は、新しく取り入れなければ陳腐化する。


そのうちに、若い人に追い抜かれる。


だから、若い人と同じように、またはそれ以上、知識に貪欲になることが必要だ。


会社では、年齢に関係なく、常に同じ対等の立場で評価され、同じ仕事をするべきだ。


ということは、年齢ではなく、仕事の貢献度に応じて、給与も決められるべきだ。


30歳が、55歳より給与が高くて良いと思う。


そして、働けるうちは、働いたらいい。


それは、これから会社に貢献する必要な人にだけに言えることだろう。