少し前のことですが、桜の中継で京都の名所が、よくテレビに映っていました。


その際の老舗のお店の主の話です。


京都の老舗は、お客様をお客様と思っていない。


えっ?


京都の老舗は、その良さをお客様に感じて頂いて、一緒に良さをさらに磨き上げている。


と言うのだ。


なるほど、お客様の嗜好に合わせると、流行が短い時代だ。


店舗を継続させるのは、難しいのは当然だ。


お客様の嗜好に合わせるのではなく、普遍的な良さ、伝統美を大切にすること。


伝統に対する美的感覚は、変わらないかもしれない。


いや、減ったとしても分かる人はいる。


ただし、伝統にあぐらをかいて、磨き上げていない店は、やはり無くなっている。


これから、開業する店も、それを見つけることができたら、繁盛し永続するのかも。


ただし、それが難しい。