昨夜は、33年間、お付き合いをして頂いている友人と飲んだ。
出会いは、18歳の時、浪人の身で新聞奨学生として大阪で働いた時だ。
当時の私は、名古屋から出てきて、ボンボン(金持ちの子ではなく、何も知らない子の意味)。
アルバイトもしたことがなく、初めて働いてお金をもらった。今でも覚えている。月4万円だった。
彼は、石川県から出てきた2浪生。
悪いことは、全て教えてもらった。
たばこ、パチンコ、お酒、キャバレー、モロモロ・・・。
今は、保険会社の支社長さん。
彼によると、当時の私は、足手まといなぐらい要領が悪い人間だった。
というか、今でいう指示待ち人間だった。自分でも自覚していた。
朝は、毎日、遅刻。先輩にたたかれ、けっとばされて起きていた。
二日酔いで朝刊を配ることもたびたび。遅配も頻繁にあった。
自慢できることといえば、1日も休まなかったことぐらい。
本当に、当時は、彼を始め新聞販売店の皆さんに助けていただいた。
そんな人間が、25年間業績を上げ続けた営業になった。
最大100人近くの部下を指導する立場になった。
世の中の営業を変えたい、と思う人間になった。
今、振り返ると、多くの先輩方に助けられ、変わることができた。
だから言える。今の若い人も変わることができると・・・。