皆様、こんにちは。
カウンセリングサービスの山本美登里です。
可愛く
憎たらしい
4歳男児＆夫との日々に、心理学を交えてお伝えしております。
今回のネタは・・・専業主婦の心境（山本編）
はい、私は専業主婦です。
幼稚園に通う息子を子育てしつつ、家事をこなしております。
子育ては大変です。
え？共働きの方は、朝早くお子さんを保育園に送って仕事をされ、夕方急いでお迎えに行き帰宅したら家事をされているんですか？
そ、それはとても大変な事ですね。
なんか、私の大変さなんて・・・
変なスタートですが、↑を読んで、皆様はどう思われましたか？
「共働きの人と比べたら、専業主婦の自分の生活なんて楽なもんだ。今の自分が大変なんて、甘えだ」なーんて風に、だんだん思ってきませんか？（この文章はできるだけそういう風に感じやすいような流れで書いていますが）
このまんまではないですが、専業主婦が大変さを主張するのは甘えだと、私は思っていたのです。
私はカウンセラーとして活動しており、今はちょこちょこアルバイトをしてはいますが、自分がほぼ専業主婦＝ほぼ専になったことで、我が家での役割分担はハッキリされました。
夫は外で仕事、私は家で家事と育児。
あとは、それぞれ担当しているものを頑張ればいいだけです。それは前と同じ事。
私は、ほぼ専になる事で子供と毎日たくさんの時間を過ごして、一緒に公園とかいろいろなところへ出かけて、楽しく家事もして、家族を支えよう。家事はもともとやっていたのだから、外での仕事と育児が変わっただけ、そんな風に思っていました。
ところが実際・・・収入が無くなったことで、ものすごく肩身が狭くなったように勝手に感じていたのです。夫から何か言われていたわけではありませんが、外で働き収入を得る事から離脱した自分は、以前ほど夫との関係に対等さを感じられなくなっていたように思います。
それに、共働きで子育てをしている人だってたくさんいる中、家事と育児に集中できる環境にある自分は楽な方だ。そう思って頑張ろうとしていましたが、思えば思う程苦しく辛くなりました。
さて・・・どうして私はあんなに苦しかったのでしょう？
それは・・・・・・当時、私は自分の気持ちを完全に無視していたのです。
一般的に言えば、専業主婦は共働きより楽、家事も育児もゆっくりできる、ずっと家にいるなど
いわゆる一般的なイメージで、自分の気持ちをかき消し、上書きしようとしていました。
でも、どんなに自分が楽な（と思われる）環境にあったとしても、周りから、「それって楽だよ、羨ましい」など言われようと、
大変なもんは、大変なんです！！！！
そしてそれは、「大変なんだ！」と主張をしなければ、決して解決せず、負担は増えるばかり。
それぞれ環境が違う中で、大変さを比較したところで、自分の心理的、物理的な現実は見えてきませんよね。
大切なのは、”自分にとって、どうなのか”という事。
それを自覚できないと、じゃあどうしたらいいのか？にはいきつけないですよね。
あなたが今思っていることに、余計な周囲との比較は張り付いていないですか？
もし怪しい感じがしたら、きっとそぎ落とせる部分があるはずです！
まずは、お話を聞かせてくださいね。
余談ですが・・・出産後、本格的にカウンセリング活動に復帰しようか考えていた時、役所に保育園についてのお話を聞きに行ったことがあるんです。元々、保育園は考えていなかったので参考程度だったのですが。
で、
「お仕事は何をされているんですか？」
「在宅です」
「なら、保育園に入れなくても在宅の仕事なら問題ないじゃないですか」
「・・・・・そうですね
」
と、言う感じでさっさと引き上げたんですが、
「在宅の仕事は、家に子供がいると邪魔をされてはかどらず、ぶっちゃけ仕事にならないっすよ？うふふ・・・
」
と、お伝えできなかったことを、未だにちょこっと後悔しております（笑）
次週は池尾千里カウンセラーがお届けします。
お楽しみにっ！
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