最近、グッと冷え込みましたが、日中は天気が良く、自転車日和が続きますね。
こんな日は店を閉めてサイクリングに行きたくなります。
さて、先月の31日のことになりますが、『ツールド日本海 ママチャリラリー2009』と題して、富山市から金沢市までママチャリで走るというイベントが開催されました。
私はオートバイで先導する役目を賜り一緒に走ったのですが、そこで身をもって感じたのが、自転車で公道を走るのは危険がいっぱいという事でした。
富山市内や金沢市内は自転車通行区分帯が整備され、信号が多いため自動車の速度も低く、わりと安全なのですが(気持ちよく走れもしませんが・・・)、高岡市内では路上駐車が多かったり、倶利伽羅峠では歩道も無いような道で隣を大型トラックが走っていたりと、先導する側としてはヒヤヒヤもの
自転車ツーキニストの気持ちがチョット分かった気がした一日でした。
そんな折、ネットサーフィンをしていたら自転車文化センターのホームページ で『自転車市民権宣言』の署名活動を見つけました。
内容は・・・
自転車市民権宣言
- 【運動の概要】
- 私たちは、環境改善や健康増進に寄与し、風と季節を肌で感じさせてくれる自転車が、21世紀都市交通の有力な手段のひとつとして活用され、
人生を楽しむための最良の道具のひとつとして人々に愛される社会の実現を望みます。
そのため、やっかい者扱いされる自転車の「市民権」確立をめざし、次のように利用者自らが守るべき原則を定め、
自転車を取り巻く環境整備について要望し、今後連帯して活動することを宣言します。
【宣言内容】
- 私たちは、車両の仲間として左側通行を厳守します。
- 私たちは、歩行者を最優先し、クルマとともに車道を走ります。
- 私たちは、ルールや信号を守り、いつも一時停止して安全を確認します。
- 私たちは、ヘルメット着用につとめ、夜間にはライトを点灯し、万一のために保険に加入します。
- 私たちは、自転車を正しく管理し、決して放置しません。
- 私たちは、自転車に高い安全性を求め、安全を維持する整備を怠りません。
- 私たちは、ドライバーが自転車も車道を走る仲間として認識することを求めます。
- 私たちは、安全快適に走ることのできる道路の整備と、安全な運転を脅かす違法駐停車の排除を求めます。
- 私たちは、便利で盗難やいたずらのない駐輪場の確保と、シャワーや着替えができる施設の整備を求めます。
- 私たちは、自転車の「市民権」確立のため努力します。
というもの。
自転車に乗る人はもちろん、車に乗る人も自転車通行帯が整備されると、自動車での通行が安全になります。
ですので、できる限り多くの皆様のご協力をお願いいたします
↓
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/index.html