去る、8月7日、私がイチオシの自転車ブランド『JAMIS』の2009モデルの発表・展示会に大阪まで行ってきました。
マウンテンバイクやロードバイクやソフトライド(街乗り用)のバイクはデザイン的に大きな変更点は無かったのですが、写真のクロスバイクシリーズとツアー車シリーズは全体的にクラシックな雰囲気に。
細身のクロモリパイプと相まって良い感じ
JAMISの人曰く、「70年代、80年代などのシーンを用意して、全ての町並みに溶け込むデザインに仕上げました」とのこと。
画像は正式発表までお待ちください<m(__)m>
そして、なぜJAMISがイチオシかというと、クロモリ(クロムモリブデン鋼・いわゆる鉄フレーム)にこだわっている点です。
なかには『今どきクロモリかよ』と思われる方もいるかもしれませんが、クロモリは
『乗れば分かる』
確かに重量はアルミやカーボンよりは重いです。しかし、一番軽いモデルでは8.89㎏(QUEST)、そして重量を感じさせない加速感感覚的には、アルミよりも軽く感じるでしょう。
なぜ重い物が軽く感じるのか、それこそがクロモリの持つ最大の長所『しなやかさ』にあります。
フレームがしなることで、路面の振動を吸収し、踏み込んだときに『貯め』を作り、グッと伸びる加速感を生むのです。
レースに出ておられる方には、重量が軽いことは最高の武器であり、アルミの硬いダイレクト感を好まれるかもしれませんが、逆にその硬さが疲れを生んでしまいます
ですから、アルミのフレームではフロントフォークやシートステーにカーボンを使い、振動吸収性を高めたり、しなやかにする方向になってきています。しかし、そのようなモデルになると、15万円以上が相場です。ビギナーにはなかなか・・・
それがクロモリであれば、6万円台からありますし、スポーツバイクに乗り慣れていない方や長距離ライドの際には、とても気持ちよく走ることが出来ます
それに、単純に細いフレームがカッコイイ
加えて、JAMISはアルミフレームも柔らかめに作ってあり、乗る人を考えた物作りをしている点が大好きです。
『乗って楽しく』ないと良い自転車とはいえませんからね。
クロモリの良さは『乗れば分かる』
そして、試乗が出来るイベント『サイクルモード2008』が、今年も
大阪・インテックス大阪 11月2~3日
東京・幕張メッセ 11月7~9日
にて開催予定です。
皆さん、ぜひ足を運んで乗ってみてくださいね