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みなさまこんにちは、
いつもブログにお立ち寄り下さいましてどうもありがとうございます。
モラ夫の親もモラハラ?
このブログでは既に何度か触れている事ですが、
モラハラ夫を育てた親もまた、モラハラだったりいわゆる”毒親”である。
そういうケースは多いです。
「こんなに優しい親御さんから、どうしてこんな酷いモラハラが育ったんだろう?」
というケースも無くはないですが、全体の数としては圧倒的に虐待親や、いわゆる”毒親”が多いです。
そしてそういう観点からみると、
モラハラ夫も一定の時期までは被害者として同情できる面もある、そういうケースは実際否定できないのです。
モラハラ夫自身が、今の基準で言うと虐待に当たる身体暴力を受けていた。
モラ夫の両親もDVモラハラの関係性で、モラハラ夫は今でいう”面前DV”を受けて成長した。
モラハラ夫には兄弟姉妹がいて差を付けられて育てられた。場合によっては”差別”と呼んで差支え無いほど差のある対応をされて育ってきた。
などなど。
なお念のために先に記しておきますが、
本日の記事はモラハラ夫の”被害者性”の部分に多少触れますが、
それを持って、
「だから許してあげよう」
と呼びかける趣旨では全くありません。
ただただ現実として
「そういう事もあるんですね」
位に受け止めて頂ければと考えます。
なのに、甲斐甲斐しく帰る
以下は、内容が近い複数の相談を再構成した実例に基づくフィクションで、
弊事務所のクライアントさんの目線(モラハラ夫の妻の立場)で記しています。
‐‐
ウチの夫はモラハラで、そして姉がいます。
(実際は姉に限らず、兄や弟、妹の場合もありますが、ひとまずここでは姉にしておきます)
夫は子どもの頃から長男として義父に厳しく育てられ、
義父の思い通りにならないと責められたり、けなされたり、手をあげられることも普通だった様です。
反対に姉は女の子という事もあってか、夫ほどは厳しくされず、手も上げられず、義父に甘やかされていました。
姉は夫より勉強も出来た様で、義父にとって自慢の子。
その結果ウチの夫は義父の事を嫌っているけれど、
恐らくモラハラっぽい義父ですから、可愛がられたと言っても姉も姉なりに義父がしんどかったようで、
大学で家を出てからはあまり帰って来ない様です。
私たちが結婚する時、義姉から普通にお祝いなどは頂きました。
そして先に結婚した義姉には、ウチの上の子と同い年の子どももいるのですが、
いとこ同士の交流もなく、私も義姉とは親しくない。。というか、義理の実家でも全く会わないので関わることがありません。
私が今不可解に感じているのは、
こんな状況なのに、夫が義理の実家に毎回必ず帰省する事です。
夫は実家に帰ったところで義父とも、義母ともほとんどしゃべりません。
楽しそうにもしていません。
どこかにみんなで出かけたり何かすることもありません。
一番可愛そうなのは子ども達で、
おもちゃも遊ぶところも何もない義理の実家に連れていかれて、
祖父母が可愛がったり公園とかに連れて行って遊んでくれるわけでもなく、
でも毎回何時間もの帰省に連れていかれる。。
だから子どもは毎回すごく退屈して可哀想で、
「特に何もないなら帰らなくていいんじゃない?
もしくはあなた一人で帰って欲しい」
とやんわり言ってみたこともあるのですが、
夫はかたくなに家族全員で帰省します。
(あんまり強く言うとモラ夫が怒りだして大変なので、あまり強くは言えない)
義理の実家に行くと、義父は息子である夫に話しかける事もなく、あまり関心もなさそうで、
自分の事をずっと一人でしゃべっているか、
たまに義姉の事を
「とても優秀だった」
「かわいがって育ててやった」
と言っています。
でも。。
その義姉は、全く義理実家に来ません。
多分何年も義父も義母も、義姉に会っていないと思います。
表現するのが難しいのですが。。
あんなに「手を掛けて可愛がってやった!」と言っている義姉は全く義理実家に寄り付かず、
厳しすぎる程に厳しくされ、今はあまり関心も持ってもらえていない夫だけが、
楽しい訳でも無いのに毎回家族全員での帰省を続けている。。
なんか、すごく奇妙な現象に見えるのです。
‐‐
親に負わされた役割
「長男」としての役割や責任を強く言い聞かされて育ったタイプのモラハラ夫がいます。
個人としての自分の生き方よりも”家”を優先する様に育てられたタイプに見えるモラハラ夫もいました。
子どもの感情よりも親の意向を優先する、親の顔色を見て育った対応のモラハラ夫もいます。
先にご紹介した一例は、私には、
”長男だから盆暮れ正月は家族全員を引き連れて実家に帰省する事が正解。
そこに自分の居心地の良さや家族の快適さ、楽しさは鑑みない”
というモラハラ夫の内面が透けて見える感じがするのですが。。
(ちょっと思考停止の様にも見えますね)
みなさんはどう感じましたか?
行きたいか行きたくないか、楽しいか楽しくないか、そんなことは関係ない。
気持ちや居心地などは考慮して貰えない。それが当たり前のこととして育ったのだろうな、と感じます。
*すみません、ちょっと長くなりそうですので久しぶりに記事を分けます。
本日の夜に続きをアップします。
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