友人の夫がモラハラ?~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

●初めての方はお読みください●

◆電話・オンラインカウンセリング(全国対応)、事務所での面談カウンセリング

◆福岡の離婚協議書作成(モラハラ離婚)

◆住所:福岡市西区内浜2‐2‐16(地下鉄空港線/JR筑肥線姪浜駅徒歩7分)

【問い合わせはLINE/メール/フォームから】

*執筆や取材など、お仕事のご依頼もメールまたは公式LINE、お電話でお問合せ下さい

友だち追加 

メール:info@yotsuba-houmu.com

*当事務所のご相談カウンセリングは事前予約制です(土日祝日もご予約可能です)

*メール相談は行っておりません

■予約方法・料金お時間について■予約方法、ご料金やお時間についてはこちらのページで説明しています。(初めての方はご確認をお願いします)

事務所の特質上、記事は「夫からモラルハラスメントを受けている妻」と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします

・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです

 

 

 

みなさまこんにちは、

いつもブログにお立ち寄り下さいましてどうもありがとうございます。

 

 

友達の夫がモラっぽくて。。

 

 

 

夫からのDVモラハラを理由に、弊事務所でも微力ながらサポートをさせて頂き離婚を成立させた後の女性達。

 

 

離婚後も、

お子さんへのフォロー、離婚後のモラハラ被害の回復、PTGの為の学び合いなどを通じて、

 

長く関わらせて頂くケースがたくさんあり、とてもありがたいことと思っています。

 

 

この様な、

 

「自分自身もモラハラ被害を経験し、かつ今はモラハラ禍から抜け出した」

 

状況の方からお聞きする事が比較的多いのですが、

 

「ちえ先生、

実は私の友達もモラハラに遭ってるんじゃないかと思うんですよね。。」

 

「実は私のいとこも、話を聴いていると夫がモラハラっぽいんです」

 

というお話。

 

このことについて、本日は取り上げたいと思います。

 

 

 

絶対にしてはいけないこと

 

 

自分自身が過酷なモラハラ被害を経験したのですから、

 

 

大切なご友人や兄弟姉妹、いとこなどが同じモラハラの被害に苦しんでいると気づいたなら、

 

それはとても辛いし、複雑な思いを抱えることにもなると思います。

 

 

ひとつだけ、

 

DVの支援者が絶対に肝に銘じておかなければならないと言われている事があります。

 

 

それは、

 

「その人の自己決定権を絶対に奪ってはいけない」

 

ということです。

 

 

例えば、

 

児童虐待防止法は虐待を発見した人に通報を義務化しています。

 

 

いわゆる高齢者虐待防止法でも、

虐待を発見した人には通報する努力義務を、

 

身体や生命に重大な危機が迫る虐待を発見した場合は通報を義務としています。

 

 

どちらも、基本的には虐待を発見したら通報を求める、ということなのだと思います。

 

 

しかしいわゆるDV防止法に関しては、

 

DVを発見した人に対して、法律で通報を義務化してはいません。

 

 

この辺りは、私が学んだ際には安全確保が必要であることと並んで、

 

「本人の意思を尊重する必要がある」

 

という説明を受けました。

 

 

やはりそれだけ、とりわけDV事案においては本人の意思の尊重が重要だという事なのでしょう。

 

 

ご自身もDVモラハラ禍からの離婚を経験している場合、

 

「まずはこういう手続きをして、こういう準備をして」

 

という事が分かっているだけに、もどかしい思いもされるでしょうし、

つい先々を見通してアドバイスしたくなることもあるかと思います。

 

 

ご友人自身がモラハラ被害に気付いて相談を持ち掛けられた場合や、

本当に緊急性が高く110番が必要な時などを除いては、

 

どのタイミングでどこまで介入するか。。

 

支える側にとっても難しい問題ですよね。

 

 

 

周囲の説得より本人の納得

 

 

 

大切な人がDVにあっている事実を知ったなら、

どうしても「今すぐ別れな」と言いたくなると思います。

 

そしてこのアドバイスは、本来は間違っていません。

 

けれどこういう事って、周囲の説得では本人は動けなくて、

本人の納得が不可欠なのですよね。。

 

 

DVって、最も信頼していたり愛していたはずの人からの暴力支配ですから、

 

被害者自身もとても混乱し、心の揺れ幅も大きくて、

 

サポートは本当に難しいと日々実感しています。

 

 

サポートは、まずは本人の話を聞くという事が基本になると考えます。

 

 

ただ、この”聞く(聴く)”ということが案外難しくて。。

 

専門のトレーニングを受けていない上に、

時間を決めて報酬を頂いて対応しているプロでもない、

 

そういう立場で、ただ友情や優しさだけで本人の話を聴き続けるということは、

 

時に非常に大きな負担になることもあります。

 

 

実際に、

こういう件が理由となってせっかくの友情が壊れてしまったケースも複数お聞きしています。

 

 

同じ話を何度も何度も聞かされる、

しかも聞かされる話が「聞く側も疲れる」とされる暴力や支配の話なのですから、

 

聞く側としてもだんだんしんどくなったり、

 

「そろそろいい加減にして欲しいな。。」

「その話何回目?」

「だから早く離れなって言ってるでしょ」

 

と言いたくなってしまう気持ちも、ある面では分かります。

 

 

DVやモラハラの支援には、身近な人のサポートは不可欠です。

 

けれど、

単に友人や親族だ、というだけで抱えきれる問題でもない事も分かっています。

 

 

気付きの切っ掛けとして

 

「それモラハラじゃない?」

「心配しているよ」

 

という事は伝えつつも、

 

支える側も、一定の範囲を超えたら専門家や相談窓口を紹介するなどして、

 

無理のない範囲でして下されば、と考えています。

 

 

 

 

 

フォローしてね

 

 

 

■ご予約はこちらから■下記のフォームからご予約可能です。お気軽にどうぞ。

 

 

■LINEからもご予約できます■ご予約問合せの他、公式LINEに登録して下さった方限定で家族関係の一般的なご質問を受付けています(内容によってはお答えできないこともありますのでご了承ください)
ぜひ公式LINEにお友達登録をお願いします友だち追加上のボタン、または下のURLからお友達追加できますhttps://lin.ee/zFp9bTX