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みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さいましてどうもありがとうございます。
モラハラ夫との老後
(毎度のことですが、弊事務所は「夫がDVモラハラ」というご相談が多い為、その設定で記しています。
男女逆のケースでは夫と妻を入れ替えてお読みください)
自分(妻)病気をしたときにモラハラ夫に放置された経験をお持ちの方や、
ひどい体調不良を訴えても怒られるばかりで
病院に行く事すら許して貰えず、当然夫が病院に連れて行ってくれる事も無く。。
こういう経験をした女性達が弊事務所にご相談にいらして、
「私、あの夫と一緒に居たら本当に殺されるな、って今回のことで痛感しました」
「あの人(モラ夫)との生活を続けていたら、老後すごく困る事になるだろうなって身をもって経験しました」
この様に訴えて離婚を希望される。
そういう場面にもう何度も遭遇して来ました。
子どもをモラ夫に任せて妻が仕事や外出をしていたら、
帰宅すると子どもが高熱を出して具合悪そうにしていたのに気付いてすらいなかった、
子どもが吐いたのに服も吐しゃ物もそのまま放置されていた、
お腹がゆるくなっている子どものおむつも替えてやらずにおむつパンパンの状態で、ただ妻が戻って来るのを待っていた。
こういうケースもまた、日々のご相談場面では沢山お聞きします。
「それでモラ夫は何をしていたの?」と確認すると、
ゲームや動画三昧、
「俺、酒飲んじゃったから運転出来ない(病院連れていけない)」
と悪びれずに言い放ったり、
(子どもの体調不良の時位お酒を控えられないのか)
普通の感覚の方には驚きの内容かも知れませんが、
家事育児に全く関与しようとしないモラハラ夫って、現実、本当にこういう感じだったりします。
こういう経験をすると、リアルに
「この人と一緒にいても、
自分がいざという時に全く助けて貰えないだろうな」
という危機感を覚える事にも共感できるのです。
威張るのに、家族を守らない
「誰のおかげで生活できている」
「お前たちは俺の庇護のもとで生きて居られているんだぞ」
「俺が守ってやらなかったらこの家は終わりだからな」
散々モラハラの夫にこんなことを言い続けられて、
気持ちは滅入るしストレスにもなっている。
妻子の前では散々威張り続けるモラハラの夫。
それなのに。。
弊事務所でのご相談事例では、実際の所は、
「いざという時、全然守ってくれなかった」
「夫はめちゃくちゃ威張っているくせに、いざという時には私のことも子どもの事も全然守ろうとしませんでした」
というのが実態でした。
◆妻が舅や姑、小姑などにいじめられても全然味方してくれなかったし、
モラ夫の親が妻の親に失礼な言動をしたのに、自分の親に注意もできない夫だった
◆妻が病気になった時、怒って妻をなじるだけで看病すらしてくれない
◆妻子が交通事故など不慮の事故などの被害者になった時、モラ夫は全然家族を守らないし力にもなってくれなかった
◆妻や子どもが入院し手術の日に、病院からも待機するように言われたのにモラ夫は別の予定を優先した
◆子どもがいじめに遭いとても辛かったとき、全く子どもを守らなかったことだけは許せない
「誰のおかげで生きていられる」
「俺に守られているという事を忘れるな」
恩着せがましくこんな事を日常的に言っておきながら、
いざとなったら全く家族を守ろうとしない、
家族のピンチに寄り添う事もしてくれない。。
”今ですらこんな状態なのに、これから将来を共に生きていける相手だろうか?”
こんな疑問が頭をよぎるのも理解できます。
老後のモラハラ夫
弊事務所でのご相談場面では、時に、
「でもトシを取れば夫も丸くなるかな?とも思うんです」
「夫も中高年になって病気をしたから、これからは病気の人の気持ちもわかる様になるのでは?」
こういう考えをお聞きする事もあります。
もちろん、年齢を重ねるにつれて人として丸くなったり、
ご自分の苦難の経験から同じような困難を抱える人により一層優しくなる、
そういう人がいることは知っています。
けれど、モラハラの人がそうなるかと言うと。。
正直、私は「Yes」とは言って差し上げられません。
実際に一定の年齢以上のモラハラ夫を持つ方のご相談内容からは、
仕事を辞めてからより一層妻に依存するようになった、
外出中も自宅にいるモラ夫から頻繁に呼び戻される様になった、
依存している割には妻に攻撃的に接してくる、
病気や足腰の痛みなどを訴えて、それに献身的な世話を求められ気が滅入りそうになる、
妻が一人で外出しようとすると不機嫌になったり、酷いと妨害するようになる、
モラ夫の親の介護を押し付けられた(押し付けられそうになった)、
などなど。。
「なかなか難しいな」と感じるのが実際です。
むしろ、
今すでにモラハラ夫と老後を過ごす事に不安を感じている、
夫婦で安心して年齢を重ねられない感覚がある、
そういう”シグナル”を大切に受け取ることをお勧めします。
なぜならそれは、
「ここまで一番近くで(モラハラ)夫を見て来たからこそ」
発せられているシグナルだから。
これまで多くの女性達からのご相談を受けて、
カウンセリングでお話を聞かせて頂いて、
多くの女性が口をそろえて仰っていた印象的な言葉があります。
- 「離れるんだったら、お互いに元気なうちですよ」
- 「どっちかが病気をしたり介護が必要になったら、離れにくくなりますよ」
ということ。
これは、男女関係なく当てはまると思います。
配偶者が病気などをしたとき、
喜んで看病してあげたいと思える関係を作る努力を自分は出来ているだろうか?
そして、相手はしてくれているだろうか?
自分の在り方も含めて、
これまでを振り返り、安心して暮らせるこれからを考える時間を持つのも大切かも知れませんね。
