普通の夫婦ケンカとモラハラの違い~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

いつもブログにお越し下さいましてどうもありがとうございます。

 

 

今日から11月。。

もう、あっという間に年末でしょうね。恐ろしい。汗

 

 

普通の夫婦ケンカとモラハラ

 

 

何度かこのブログではお伝えしている事ですが、

 

私は基本的に、

 

「普通の夫婦ケンカとモラハラの違いは?」と聞かれたときには、

 

アメリカで長年DV被害者支援及び加害者臨床を行っているランディ・バンクロフト氏の言う、

 

1,一方が配偶者を意図的に傷つけようとしている

2,一方が配偶者を怖いと感じている

 

上記の2点を指標にしていると答えています。

 

 

本日はこの点をもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

 

 

みなさんの夫婦関係に当てはめて頂いたり、

 

もしくは夫婦関係に限らず親子関係、

兄弟姉妹の関係や交友関係における言い合いやケンカにも応用できると考えますので、

 

一緒に考えて頂けたなら幸いです。

 

 

同等にやり合えるか?”恐怖の存在”は大きな分岐点

 

 

弊事務所は「夫がモラハラ」のご相談が多い為その設定で以下は記しますが、

 

例えば夫婦ケンカの時に、

 

「このバカ女!」

 

「しゃべるな!」

 

「出て行け!」

 

等と夫に言われた時に、妻も同等に

 

「それを言うならあんただってバカでしょ!」

 

「だったらそっちもしゃべるな!」

 

「なんで私が出て行かなきゃいけないのよ!

嫌ならあんたが出て行きなさいよ!」

 

と、

相手に恐怖を感じることなく委縮する事も無く言い合える。

 

 

怒鳴り合いや激しい言葉の応酬を決して推奨している訳ではありませんが、

 

しかし同等に言い合いが出来る、

お互いに相手に対して”恐怖”と言う感情はない、

 

言い換えるならむしろ、

安心して互いに言いたいことが言い合えている状態。

 

 

そういうことであれば、それはモラハラではなく同等なケンカと考えられます。

 

 

 

そしてここで重要なのは、これを反対の観点で考えてみる事。

 

 

仮に、決して激しい言葉の応酬は無いとしても、

 

決して怒鳴ることは無くても、

 

配偶者が他方配偶者に一方的に責められ追い込まれる。

 

丁寧な言葉ではあっても

真綿で首を絞められる様に静かに追い詰められ

相手への恐怖で何も言い返せない状態であるとしたなら、

 

それはモラハラの支配が存在する可能性があります。

 

 

怒鳴らなければOKとか、単純にそう言うことでは無くて、

 

この様に”モラハラか否か”の判断は、

 

表面的に見ていてるだけでは分からない事が多いです。

 

 

怒りの制御をしない(出来ない)

 

 

モラハラさんの怒りについてはいくつかの特徴があり、

私の経験上言える事の一つに、

 

・起きた出来事に対し、それに見合わない大きな怒りを抱える

 

という点があります。

 

 

例えば夕飯の時に子どもが味噌汁をこぼしてしまった。

 

幼い子どもなら起こりうることで(ちなみに私は大人だけれど、私だって時々おかずとかこぼします。汗)、

 

こういうのって怒ったり怒鳴ったりしても仕方のないこと。

 

 

それなのにモラハラ夫は、幼い子どもに本気になって怒鳴りつけるとか、

 

夕飯からその日眠るまでずっと子どもを無視し続けたとか、

日常の些細な出来事で大きな怒りを表します。

 

 

別では例えば、

お出かけの時、「10時に出発」と決めた所、子どもの準備に手間取って2分遅れた。

 

この2分の遅れに激怒してお出かけ自体をやめてしまい、

楽しみにしていた子どもが大泣きするしモラ夫は怒鳴るしで大変な修羅場になった。

 

マイカーで出かける時の2分の遅れって、一日の計画全てを無しにする程の遅れでしょうか?

 

しかもモラ夫は子どもの準備を手伝わず、

自分のことだけさっさと済ませて車に先に乗り待っているだけとか、そういう感じです。

 

(出発予定時刻を過ぎるとイライラしたようにクラクションを鳴らしたりして、こういうのも恐怖なのですよね)

 

 

妻の些細な失敗で、妻の人格や実家まで否定する。

 

妻が思い通りにならないと怒りで壁に穴をあけたり、

 

リモコンの電池が切れていただけでリモコンを投げつけて壊してしまった、

 

妻が(モラ夫の声が聞こえていなくて)返事をしなかったら、リビングに言ったらモラ夫はふて寝をしていて、テーブルには割れたグラスが置いてあった。。

 

 

怖いですよね。

 

 

怒りのあらわし方が度を越しているのです。

 

夫婦関係ではなく上下関係になっている

 

 

弊事務所で扱ってきた案件では、

 

「表向きは夫婦の関係だけれど、

結婚の割と早い時期からすでに、夫婦関係ではなく上下関係になっていたのでしょう」

 

と言うケースが大変多いです。

 

 

夫婦の関係が対等ではない、

 

配偶者が怖くて言いたいことも言えない、

 

ケンカや言い合いではない、普通の時ですら意見を言うのが怖くなっている。

 

 

こういう場合は、モラハラの支配がはじまっている可能性が高いと考えます。

 

 

どうかひとりで抱える事なく、

信頼できる誰かに話してみて欲しい。

 

 

出来れば専門家に繋がることがベストなので、

専門の人からのケアや情報提供を受けて頂きたいです。

 

 

 

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