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・事務所の特質上、記事は「夫からモラルハラスメントを受けている妻」と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい
・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい
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・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください
・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
いつもブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
弊事務所は、
(いつもお伝えしている事ではありますが)
「夫からDVモラハラを受けている」
という内容での妻側からのご相談が
最も多いです。
そういう状況の中で、
夫からのDVモラハラを受け続け
限界を迎えて
別居や離婚を経験された女性たちの、
そのお子さんと対話させて頂くことが
あります。
お子さんは大体は中高生や大学生で、
DVモラハラがある家庭で育った以上は
暴力支配の場面を見続けて来た立場、
場合によっては子どもも
DVモラハラ禍に巻き込まれて来た。
そういう成長過程で子どもなりに
見続けて来た光景、
抱え続けて来た思い、
「自分の家庭で起こっていたことは
一体なのだったのか?」
「家庭内で起こる暴力被害って
結局どういうものなの?」
という疑問や思いにこたえるために、
いわば大人として子どもへ
説明責任を果たし
心理的修復を少しでもサポートしたい、
そういう事から、
私とお子さんんお1対1の対話を
行う事もあれば、
母親も交えて、みんなで対話しながら
暴力の学びを行うこともあります。
(DVや支配の構造や尊重などについて学ぶ)
もちろん子ども達には最初に、
「話したいことを語る自由と
言いたくないことは言わない自由」
について伝えて、
その上であくまで自主的に
話題に上った時にだけ触れる様にしていますが、
例えば
子ども達が今現在お付き合いしている
彼氏彼女について言及されたり、
特定の相手はいなくても
”安全なパートナー関係(交際相手)”
について
話題が及ぶこともあります。
私は子ども達から交際中の人がいると
聞いた時、
ほぼ100%で真っ先に聞くのは、
「その人は、あなたの”No”を
ちゃんと聞き入れてくれる人かな?」
なんですよね。
いつからか、こんな風になりました。
そしてその後で、
相手の好きな所、
出会い、
お付き合いの切っ掛け、
どんな時に楽しいとか幸せだと感じるか、
色々な事を聴かせて貰っていますが、
そういうことを聴かせて貰っていると、
多くの場合はやっぱり、
「部活が終わるまで待っていてくれる」
「優しくしてくれる」
「お誕生日を祝ってくれた」
「デートで好きな場所に連れて行ってくれる」
「私の為にバイトを頑張って
高価なプレゼントをしてくれた」
「お弁当を作ってくれる」
「いつも話を聞いてくれる」
などなど。。
こういう感じで
「相手が自分にしてくれたこと」
があげられることが多いです。
相手が自分を思って色々としてくれる事、
率直に嬉しいですよね。
その気持ちは私なりにすごく分かるし、
そして反面、
もう一つ大切なこととして
伝えさせて貰っている事があります。
それは、
「何をしない人か」も大切にしてね、
ということです。
相手があなたの為に何をしてくれるのかは
大切なことで、
そして同時に
あなたが嫌がる事をしない人、
あなたが「No」と言ったらやめてくれる人、
これも
とても大切なことだからです。
そして若い世代の人たちとお話していると、
案外この「何をしない人か」という視点は
ひとりでは気付き難いと言いますか、
言われてみて初めて
「あ、そうだ」
と気付くことが多いみたいです。
ですので良かったらみなさんも、
お子さんなどと対話する時に
何をしてくれる人か、と言う事と同様に
「嫌がる事はしない」
「Noと言われたらやらない」
こういう考え方も大切であることを
伝えて頂けたらな、
そんな風に思います。
