子どもの前でのケンカ~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

「面前DV」と言う言葉が知られる様になって

久しいですね。

 

 

今年になって発表された統計では

昨年度の児童虐待通告は過去最多を更新し、

 

中でも心理的虐待は最も多く、

 

かつ心理的虐待の内

半数以上が面前DVによるものでした。

 

 

 

数年前に発表された

福井大学とハーバード大学の

共同研究によって、

 

激しい夫婦喧嘩を子どもに見せる事は

子どもの脳に

影響を与えることが分かりました。

 

 

また、直接子どもへ殴る蹴るといった

暴力が無くても、

 

暴言や人格を否定する様な言葉を

言われ続けた子どもは、

 

脳の聴覚野が影響を受け、

かつ、

その暴言の程度が深刻であるほど

影響は大きくなるという発表もあります。

 

 

また、

激しい暴言などでは無くとも

親の一方が他方の親の悪口を子どもに

聞かせる、

 

こういう事が

子どもにとっては悪影響である事も

様々な調査や研究によって分かっています。

 

 

 

そもそも不仲な両親を見て育つ事自体が、

 

子どもにとって

情緒的な不安定や苛立ち、

 

低い自己肯定感や抑うつ傾向など、

 

子どもにとって良くない影響があると

されていますし、

 

 

またこの点に関しては

この様な説明を受けずとも、

 

一般的な感覚でも

不仲な両親を見ることが子どもにとって

良くない影響を起こすであろうことは、

 

普通に想像が出来るかと思います。

 

 

 

しかし、

 

「だったら子どもの前で

夫婦ケンカは絶対にしてはいけないの?」

 

となると、

 

決してそんな事はありません。

 

 

むしろ何年も家族として共に生活を

する中で、

 

子どもの前で一度も夫婦ケンカをしない、

と言う事は

とても難しい事でもあると考えます。

 

 

 

家族で生活していれば、

 

夫婦でケンカになる事も、

親子でケンカになる事も、

 

ときには起きて自然なことです。

 

 

 

ただし、

 

長年家族間の問題を専門に扱ってきた

心理師として、

 

「子どもの前で夫婦ケンカする時」

に限っては守るべき、

 

2つのルールがあると考えています。

 

(*なお言うまでもない事ですが、

相手の人格否定や罵倒はしない、

自分だけ話さず相手の意見も聞く、

暴力は振るわない、などの

当たり前すぎるルールは除きます)

 

 

 

ひとつは、

 

子どもの前で夫婦ケンカをしたなら

仲直りする所まで子どもに見せること。

 

 

ふたつ目は、

 

子どものことが原因であるケンカは

子どもの前ではしないこと。

 

 

 

夫婦で意見が異なる様子を見る事は

子どもにとって

 

「家族であっても時に意見は異なり、

それは悪いことではない」

 

「人にはそれぞれ意見や違いがある」

 

と言う事を知る機会になります。

 

 

また、意見の異なる者同士が

どのように問題解決をしていくのかを

学ぶ機会でもあります。

 

 

しかし子どもにとって両親の喧嘩は

とても不安な事であるのは事実ですから、

 

ケンカの後はしっかりと

仲直りした所まで見ることが

子どもの安心にも繋がりますので、

 

仲直りする所まで見せることが大切なのです。

 

 

とは言え、

(ふたつ目のルールですが)

 

子どもにとっては

 

「自分が原因で両親がケンカしている」

 

と言う状況は、

 

自分のせいでこうなっていると

責任を感じてしまったり、

 

自分の存在が親に迷惑をかけているのでは

無いかと感じてしまい、

 

自分を責める様になってしまう事もあります。

 

 

自分が迷惑をかける存在だと感じてしまうと、

自信や自己肯定感も低下してしまうでしょう。

 

 

ですので、

子どもの事が原因であるケンカは

子どもの前ではするべきではないと考えます。

 

 

 

本当はケンカに発展する前に

話合いで解決が出来ると理想的ですが、

 

しかし先にも記しました様に

ケンカは時に起こる事ですし、

 

また子どもにとっても、将来自分の力で

生きていく事を想定した時には、

 

他者と「上手に対立し上手に解決する」

スキルは必要なものでもあります。

 

 

 

なおここで提示した2つのルールは、

 

配偶者の一方がモラハラやDVである場合には

通用しないでしょう。

 

 

非常に残念な事ですが。

 

 

 

 

 

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