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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さって
どうもありがとうございます。
さて、本日の記事です。
昨日の記事でも、
何かと
「俺の方が～」
「私の方が～」
と自分が一番大変アピール（？）する人は
モラハラの可能性が高いと思う、
そういう趣旨の記事を書きました。
「俺の方が我慢している」
「我慢してやってるんだ」
この言葉もまた、
実際のモラハラに関するご相談の中で
弊事務所では最も扱いが多い、
DVモラハラの夫を持つ妻の方から
しばしばお聞きする言葉です。
・思い通りの食事メニューじゃない
・思った通りに掃除されていない
・子どもが思い通りにならない
（お前（妻）のしつけが悪い）
・病気になったらお前のせい
・こんな生活なのもお前のせい
・不満ばかりなのもお前のせい
・貯金できないのもお前のせい
・太ったのもお前のせい
・欲しいものが買えないのもお前のせい
・俺の親が死んだのもお前のせい
・お前はなんにも出来ない
普通の感覚の人には
理解しがたい内容のものもあるかも
知れませんが、
上記にあげた様なこと、
実際に私のクライアントさんが
DVモラハラの夫から言われた言葉です。
ーー
少々分かりにくいものだけいくつか
ご説明しますと、
例えば「太ったのはお前（妻）のせい」は、
妻の食事の管理や
妻が出す食事メニューが悪いから太った、
と言いたいようです。
ただし、同じ食事メニューを食べて
妻も子どもも太っていませんが。
また、
「俺の親が死んだのはお前のせい」
というケースは、
モラ夫曰く
「もっとお前が嫁として両親に尽くせば
長生きできたのに、
お前が不出来な嫁で
親に心労を掛けたから親が早死にした」
という理論だそうです。
専門的知識がある医師が寿命だと言った
モラ夫を親を、
妻の行動によって生かす事ができたはずと
真剣に思っているのだとしたら
驚きを禁じ得ません。
ーー
そしてこういった不満を
存分にぶちまけておきながら、
最後には
「でも、俺は我慢してやってる」
と。
しかし不思議なのは。。
本当に我慢していて
キツイ状態なのであれば、
我慢とは本来は解消したいものですよね。
なので、
お互いの我慢が減らせるように
建設的に話し合うとか、
よっぽどであればいったん離れるとか、
色々方法はあるはずです。
なのにそういった建設的な話し合いには
応じない。
少し離れてリフレッシュしようとしても、
お出かけやお買い物に付いてくるし、
少しの別居を提案しても断固拒否される。
そういうケースが多いです。
「我慢してやってる」
「俺の方が我慢している」
と言いながら妻への文句や不満を
言い続けられること自体が、
本当に我慢しているの？と疑問に感じます。
その不満すら言えずに
ひたすら耐えて我慢している
他方配偶者の気持ちは考えないのか？
ここまでは弊事務所の特性から
「モラハラの夫」
の言動について記しましたが、
最近少しずつ増えている
モラハラ妻についても、
ずーっと夫の不満を言い続け
「私は我慢している！」
「あんた（夫）のせいで私は不幸だ」
と責め続ける。
なので、
「そこまで我慢させているなら離婚しよう」
「だったら別居しよう」
と提案すると、
今度は火が付いた様に喚き始める。
。。本当に、手に負えないと思います。
「不幸だ」
「こっちの方が我慢している」
と言いながら
その対象にしがみつき続ける。
モラハラさんって本当に面倒で、
そして不思議な人たちですよね。
